パンプルムース氏とホテルの秘密 [海外の作家 は行]
パンプルムース氏とホテルの秘密
マイケル・ボンド
創元推理文庫
<裏表紙のあらすじ>
『ル・ギード』調査員志望のイギリス娘、編集長宅の元料理人・魅惑のエルシー(!)の研修を担当し、彼女を落第させるのが今回のパ氏の任務。編集長夫人には絶対秘密だ。彼女はなぜ、名もないさえないホテルを選んだのか?オーナー・シェフは行方不明だし、彼女の振舞いもおかしい。おまけにポムフリットは怪しい拾い物をし、事態はとんでもない方向に。ホテルになにが…?
ややふざけたというか、ファンシーなシリーズもの。
ミステリでホテルが舞台となると、クリスティの「バートラム・ホテルにて」のような趣向を連想して読むと思われるところを、どう仕立てるかが作者の腕。
訳者のあとがきがネタばれなのはびっくりでしたが、ミステリ、ミステリしておらず、肩の凝らないドタバタぶりを楽しめばいいのだから、ネタばれなんか気にするな、ということでしょうか?? 先に読まなくてよかった。
スラップスティックの雰囲気の中でも、「怪しげなホテル」にちょっと変わった視点・切り口を追加していて、ミステリ的にもまずまずがんばっているのではないかと思います。
マイケル・ボンド
創元推理文庫
<裏表紙のあらすじ>
『ル・ギード』調査員志望のイギリス娘、編集長宅の元料理人・魅惑のエルシー(!)の研修を担当し、彼女を落第させるのが今回のパ氏の任務。編集長夫人には絶対秘密だ。彼女はなぜ、名もないさえないホテルを選んだのか?オーナー・シェフは行方不明だし、彼女の振舞いもおかしい。おまけにポムフリットは怪しい拾い物をし、事態はとんでもない方向に。ホテルになにが…?
ややふざけたというか、ファンシーなシリーズもの。
ミステリでホテルが舞台となると、クリスティの「バートラム・ホテルにて」のような趣向を連想して読むと思われるところを、どう仕立てるかが作者の腕。
訳者のあとがきがネタばれなのはびっくりでしたが、ミステリ、ミステリしておらず、肩の凝らないドタバタぶりを楽しめばいいのだから、ネタばれなんか気にするな、ということでしょうか?? 先に読まなくてよかった。
スラップスティックの雰囲気の中でも、「怪しげなホテル」にちょっと変わった視点・切り口を追加していて、ミステリ的にもまずまずがんばっているのではないかと思います。
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