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海街diary 6 四月になれば彼女は [コミック 吉田秋生]


海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

海街diary 6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

  • 作者: 吉田 秋生
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/07/10
  • メディア: コミック


<裏表紙あらすじ>
すずの母が生まれ育った街、金沢。会ったことのない祖母の月命日、遺産相続の手続きのため母の生家を初めて訪れたすず。そこで四姉妹を待っていた ”いちがいもん” とは! 鎌倉を舞台に描かれる家族の「絆」の物語。シリーズ第6巻!!


このシリーズ第6弾「海街diary 6 四月になれば彼女は」(フラワーコミックス)には、
「いちがいもんの花」
「逃げ水」
「地図にない場所」
「肩越しの雨音」
「四月になれば彼女は」
の5話 収録。
登場人物たちに、転機、区切りの訪れる巻です。

「いちがいもんの花」では、すずの母方の実家を訪れます。そして祖母の遺産問題 (?) に決着を(アレ? これ、決着ついていないかも、ですね)。
タイトルのいちがいもん、というのは金沢のことばなんでしょうね、頑固者、という意味だそうです。

「逃げ水」では、前巻「海街diary5 群青」 (flowers コミックス)で亡くなった海猫食堂のおばさんの遺産問題に決着がつきます。
坂下課長、やっぱかっこいいですねぇ。
佳乃がきっぱり自らに恋を宣言するシーン登場。

「地図にない場所」では、「いちがいもんの花」で登場したすずの従兄がメインの人物。
いい味だしていますよ。
しかしなぁ、「ものすごーく状態のいいチカちゃんをものすごーく上品にしたカンジ」って、すずよ、姉に対して失礼だぞ。
シリーズ的には、裕也と風太がボーイズトークを繰り広げるところが意外とポイントなんでしょうねぇ。

「肩越しの雨音」は短い作品ですが、すずに重要な事態が発生。
推薦の話がやってきます。
すず本人の視点もありますが、それを周りが慮る視点で描いているところがミソでしょう。

「四月になれば彼女は」も引続いてすずの推薦の話が中心ですが、将志によってオープンにされてしまうのがポイント。
いやあ、だめなんだけど、将志、ストーリー展開的にはいい動き(笑)。
仲間たちのもめごと(?) はひとまず片付いて、すずが決断をしないままの状態でこの巻終り...

ああ、次が気になります!
でも、流れ的には、きっと推薦、受けますね、すずは。



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