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ドラマ:闇からの銃弾 [ドラマ ジョナサン・クリーク]

Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]

Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]

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  • メディア: DVD



イギリスに来てから観だした「名探偵ポワロ」のDVDもようやく1枚目を見終わったばかりというのに、別のDVDセットを買ってしまいました。
25ポンド以下で手に入れましたが、日本で輸入版を買うとは本日の Amazon.co.jp だと7,000円くらい。日本で買うと倍以上になりますね。

この「奇術探偵ジョナサン・クリーク」というのは、BBCで1997年から2004年まで放送された、ジョナサン・クリークを探偵役にした不可能犯罪満載のミステリドラマ(のはず)です。
大昔、ミステリマガジンで紹介されていて気になっていたもので、買っちゃいました。

1作目の「闇からの銃弾」 (The Westlers Tomb)を観ました。
例によって、英語の字幕をつけてヨタヨタと観たのですが、これ無茶苦茶面白いではないですか!!

ジョナサン・クリークは、マジシャンのもとでマジックの仕掛けを作っている青年、明らかに変わり者、ですね(ジョナサンが住んでいるのは、風車の中!)。この第1作を見る限り、童貞という設定なんじゃないかとも思えました(笑)。

「闇からの銃弾」は、画家が殺され、愛人でもあるモデル・フランチェスカが目隠しされ縛られた状態で発見される、というもので、画家の妻セリーナが疑わしいが強固なアリバイがあって...というもの。
ジャーナリストのマデリン(マディ)が奇術観劇中のフランチェスカに身分は隠して突撃取材。
フランチェスカは素人参加パートに選ばれ舞台へ。そこで舞台裏にいたマジックの仕掛けをよく知るジョナサン・クリークと知り合う。
翌日、フランチェスカのところへ訪れたマデリンと、マジシャンからのプレゼントをフランチェスカに届けに行ったジョナサンが知り合う、そして、マデリンがジョナサンに捜査に知恵を貸してほしいと頼む、という流れになっています。

ドタバタ、という感じで捜査をする二人を見るのが楽しいですし(ところどころ笑えるシーンが盛り込まれています)、セリーナのアリバイは崩せることを示してみせたあと、でもこのトリックは使われていない、と言ってのける段取りも◎。
真相のトリックも、奇術味あふれるもので、観ていて楽しかったです(でもさすがにあれではピストル撃てないんじゃないかと思いましたけどね。それでもあのトリックが好きです。犯人の方がマジシャンみたい...)。
それにしっかりと伏線がばら撒かれているのもポイントで、語学力のせいもあって手紙の伏線は強烈にあからさまなものなのにスルーしてしまいましたが、そのほかにも見返すとあちこちに手がかりがあって満足度大ですね。

シリーズの続きを見るのがとても楽しみです。

The Jonathan Creek homepage」という英語のHPを見つけましたので、リンクを貼っておきます。
第1作「闇からの銃弾」(The Westlers Tomb)のページへのリンクはこちらです。
ただし、こちらのHP、犯人、トリックも含めてストーリーが書いてあるのでご注意を。写真でネタばらしをしていることもあるので、お気をつけください。




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