THE MOUSETRAP [イギリス・ロンドンの話題]
もう1ヶ月ほど前のことになってしまいましたが、5月6日に St Martin's Theatre に、THE MOUSETRAP (演劇)を見てきました。
THE MOUSETRAP といえば世界一ロングランを続けている演目です。
脚本は、アガサ・クリスティ。
上の写真はパンフレット(プログラム?)です。
原作は、短編(中編?)「三匹の盲目のねずみ」。
ハヤカワ版ですと、「愛の探偵たち」 (ハヤカワ・クリスティー文庫)に収録されているようです。
もっともWikipediaを見ると、
「もとは王太后メアリー・オブ・テックの80歳の誕生日を祝うラジオドラマとして1947年にBBCの依頼により執筆した「三匹の盲目のねずみ」を、1950年にクリスティ自身が短編小説化、さらに1951年に戯曲化した。戯曲化に際し、同名の戯曲が他にあったため、題名を『ねずみとり』に改めた。」
ということなので、原作、ということでもなさそうですが。
かなり昔に、子供の時分に原作を (上で紹介したのとは違い、創元版「クリスティ短編全集 (3) 二十四羽の黒ツグミ」でしたが)読んでいます。
とはいえ、英語がおぼつかない人間には演劇は強敵です。
20年ほど前にも一度この劇を見ているのですが、原作もうろ覚えの状態で、劇の中身はさっぱりでした...それでも雰囲気は楽しみましたけどね...
ということで、今回は事前に戯曲をチェックすることに。
日本語版も出版されていますね。
100ページにも満たない薄い本なのですが、これすら挫折するのでは、と恐れていましたが、なんとか通読。
では、いざ出陣! St Martin's Theatre
劇場の写真は後日昼間に撮ったものですが、実際は夜(開演19:30)に行きました。
この季節まだまだ明かったです。
上演中は撮影禁止なので、幕開き前にパチリ。
こういう雰囲気です。
2階席の最後列だったのですが、とてもよく見えましたよ。
事前予習の甲斐あってか、話がよくわかりました!
こころなしか、セリフもちょいちょい聞き取れているような...
原作(?) のタイトル、「三匹の盲目のねずみ」(Three Blind Mice)というのは、クリスティお得意のマザー・グース(You Tubeで見つけたのでリンク貼っています) から来ています。
劇中でも登場人物がハミングしたり、歌ったりします。
でも、この曲馴染みがなかったです... しかもなんか暗そうな曲だし...
ちょっと無理のある展開かなぁ-関係者が都合よく舞台となる Monkswell Manor に集まりすぎですよね-、と思いますが、登場人物がかなり限定された中でのサプライズ(真相を知ってはいましたが)、そして、上演後のカーテンコールで、犯人役の俳優が
「これであなたも仲間なんだから、真相をばらしたりしないでね」
という恒例のシーンまで、しっかり楽しめました!
St Martin's Theatre の中に入ったところに、連続上演記録のカウンターがあります。
5月6日時点で、27,795回目の上演ということですね。
ちなみに、St Martin's Theatre から南に少し下ったところに、アガサ・クリスティーの記念碑(Agathe Christie Memorial)があります。
こちらも後日写真を撮ったのであげておきます。
THE MOUSETRAP といえば世界一ロングランを続けている演目です。
脚本は、アガサ・クリスティ。
上の写真はパンフレット(プログラム?)です。
原作は、短編(中編?)「三匹の盲目のねずみ」。
ハヤカワ版ですと、「愛の探偵たち」 (ハヤカワ・クリスティー文庫)に収録されているようです。
もっともWikipediaを見ると、
「もとは王太后メアリー・オブ・テックの80歳の誕生日を祝うラジオドラマとして1947年にBBCの依頼により執筆した「三匹の盲目のねずみ」を、1950年にクリスティ自身が短編小説化、さらに1951年に戯曲化した。戯曲化に際し、同名の戯曲が他にあったため、題名を『ねずみとり』に改めた。」
ということなので、原作、ということでもなさそうですが。
かなり昔に、子供の時分に原作を (上で紹介したのとは違い、創元版「クリスティ短編全集 (3) 二十四羽の黒ツグミ」でしたが)読んでいます。
とはいえ、英語がおぼつかない人間には演劇は強敵です。
20年ほど前にも一度この劇を見ているのですが、原作もうろ覚えの状態で、劇の中身はさっぱりでした...それでも雰囲気は楽しみましたけどね...
ということで、今回は事前に戯曲をチェックすることに。
The Mousetrap: A Samuel French Acting Edition
- 作者: Agatha Christie
- 出版社/メーカー: Samuel French Inc Plays
- 発売日: 2012/05/02
- メディア: ペーパーバック
日本語版も出版されていますね。
100ページにも満たない薄い本なのですが、これすら挫折するのでは、と恐れていましたが、なんとか通読。
では、いざ出陣! St Martin's Theatre
劇場の写真は後日昼間に撮ったものですが、実際は夜(開演19:30)に行きました。
この季節まだまだ明かったです。
上演中は撮影禁止なので、幕開き前にパチリ。
こういう雰囲気です。
2階席の最後列だったのですが、とてもよく見えましたよ。
事前予習の甲斐あってか、話がよくわかりました!
こころなしか、セリフもちょいちょい聞き取れているような...
原作(?) のタイトル、「三匹の盲目のねずみ」(Three Blind Mice)というのは、クリスティお得意のマザー・グース(You Tubeで見つけたのでリンク貼っています) から来ています。
劇中でも登場人物がハミングしたり、歌ったりします。
でも、この曲馴染みがなかったです... しかもなんか暗そうな曲だし...
ちょっと無理のある展開かなぁ-関係者が都合よく舞台となる Monkswell Manor に集まりすぎですよね-、と思いますが、登場人物がかなり限定された中でのサプライズ(真相を知ってはいましたが)、そして、上演後のカーテンコールで、犯人役の俳優が
「これであなたも仲間なんだから、真相をばらしたりしないでね」
という恒例のシーンまで、しっかり楽しめました!
St Martin's Theatre の中に入ったところに、連続上演記録のカウンターがあります。
5月6日時点で、27,795回目の上演ということですね。
ちなみに、St Martin's Theatre から南に少し下ったところに、アガサ・クリスティーの記念碑(Agathe Christie Memorial)があります。
こちらも後日写真を撮ったのであげておきます。
いつも拙ブログにnice!をありがとうございます。
20年前くらいに友人とSt Martin's TheatreでTHE MOUSETRAPを観劇したことを思い出し、懐かしくなりました。
あの頃は私、クリスティにそれほど興味がなかったのですが(むしろ友人の方が観劇前に原作を読んでいたりしていました)、今では嘘のようです^_^;
by ゆーじあむ (2019-06-05 22:47)
ゆーじあむ さん
いつもありがとうございます。
お返事遅くなりすみません。
クリスティにそれほど興味がなかったころの ゆーじあむ さん...圧倒的な愛にあふれたブログを拝見するとちょっと想像がつきませんが。まさに嘘のようですね(笑)
ブログ楽しみにしております!
by 31 (2019-06-08 17:36)