ドラマ:消えた訪問者 [ドラマ ジョナサン・クリーク]
Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]
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「奇術探偵ジョナサン・クリーク」の第4作目「消えた訪問者」( No Trace of Tracy )です。
今回の謎はちょっと(ミステリとしては)平凡でしょうか。
自宅に監禁された元ミュージシャン(英語の字幕を付けてみたとはいえ劇中の英語がよくわからないところだらけなので、元ミュージシャンではなく現役だったのかもしれません)、ロイ・ピルグリム。
同じ日、誘われてそのロイの自宅を訪れようとしていた女性・トレイシー。家に入るところを学生たちに目撃されている。
ところがロイはトレイシーは来ていない、トレイシーを見ていない、と言い......
というものなのですが、こういう謎、割とよくある謎ですよね。
そしてこのパターンの謎の場合、考えられる解決は大きく分けて2通りあり、さてこの「消えた訪問者」はどうかな、と思っていると、その予想通りの着地へ向かっていく......
で、トリック・解決が平凡だからつまらないか、というと決してそうではなく、解決に至る手がかりに工夫があっておもしろかったですね。
あと、動機が極めて現実的である点も好印象ではないかと思いました。
しかし、カエルを舐めさせられた警官役の役者さん、お気の毒です......
シリーズ的には、マデリンがジョナサンに嫉妬するラストシーンが印象的、と言っておかねばなりませんね。
いつも通り「The Jonathan Creek homepage」という英語のHPにリンクを貼っておきます。
第4作「消えた訪問者」( No Trace of Tracy )のページへのリンクはこちらです。
ただし、こちらのHP、犯人、トリックも含めてストーリーが書いてあるのでご注意を。写真でネタばらしをしていることもあるので、お気をつけください。
タグ:ジョナサン・クリーク
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