ドラマ:死への誘引 [ドラマ ジョナサン・クリーク]
Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]
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「奇術探偵ジョナサン・クリーク」の、シーズン2 第1作目「死への誘引」 (Danse Macabre)です。
日本語タイトルは「死への誘引」で、原題は Danse Macabre。
シリーズを通して、テーマ曲がサン・サーンスのDanse Macabre (死の舞曲)ですから、シーズン2を始めるにあたっての意欲作、という感じなのでしょうか?
事件は、仮装パーティの夜、帰宅した後、骸骨男の仮装をした人物に射殺され、駆け付けた被害者の娘を人質に逃げようとした犯人がガレージに気絶した娘と共に逃げ込み扉を閉めて立て籠もる。
警察が包囲し、ガレージの扉を開けたときには犯人は消え失せ、娘だけが残されていた......
というもの。
ちょっと歯ごたえのない謎解きだったかな、と思いましたが、小説で読むのと違い、実際の人間が登場人物として目に見えるかたちであらわれてくるので、人物像そのものが一種のミスディレクションとして機能しやすくなっているのが興味深かったですね。
ストーリーとして被害者をめぐるエピソードなどで興趣を盛ろうとしてるんだな、と感じました。個人的には、このシリーズにはそういう方面は期待していないので、不発でしたが......
シリーズ的には、マデリンがやきもちを焼くのが定番のシーンとなりつつありますね。
ジョナサンとマデリンの関係が、シーズン2に入ってより複雑化(?) していくように思えました。
いつも通り「The Jonathan Creek homepage」という英語のHPにリンクを貼っておきます。
「死への誘引」 (Danse Macabre)のページへのリンクはこちらです。
ただし、こちらのHP、犯人、トリックも含めてストーリーが書いてあるのでご注意を。写真でネタばらしをしていることもあるので、お気をつけください。
タグ:ジョナサン・クリーク
2019-11-10 18:00
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