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憂国のモリアーティ 7 [コミック 三好輝]

憂国のモリアーティ 7 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 7 (ジャンプコミックス)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: コミック

<裏表紙あらすじ>
闇夜を切り裂く凶刃と、止むことなき女たちの悲鳴──
ロンドン東部貧民街(ホワイトチャペル)に突如現れた猟奇殺人鬼──その名は“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”。“古き師”からの依頼を受け、ウィリアムは新たな仲間と共に捜査を開始する。だが、ジャックの恐怖は次第に人々を支配し、いつしか市警(ヤード)とその街の自警団との対立へと発展してゆく。混迷を極める事件の陰で蠢く、真の脅威とは!?


シリーズ第7巻。
表紙は、モラン大佐です。
なかなかカッコいいではありませんか。

#24 モリアーティ家の使用人たち(The Adventure of Four Servants)
#25、26、27 ホワイトチャペルの亡霊 第一幕、第二幕、第三幕(The phantom of Whitechapel Act 1、2、3)
を収録。
「モリアーティ家の使用人たち」は、モリアーティたちに新たに加わったボンドのお披露目も兼ねたプロローグのような位置づけだと思いますので、この第7巻は、切り裂きジャックテーマの幕開け的位置づけですね。(この第7巻では完結していません)

今回新登場するのは、“ボンド”だけではありません。
ウィリアムたちが、モリアーティ邸の火事の後お世話になったロックウェル伯爵家の執事で、第一次アフガン戦争時の白兵戦の達人、ジャック・レンフィールド。当時の通り名が、“ジャック・ザ・リッパー”
ホワイトチャペルで暗躍し、ロンドンを恐怖の底に突き落とし、“ジャック・ザ・リッパー”を騙る殺人鬼を、本物の“ジャック・ザ・リッパー”が始末したい。

うん、わくわくしますねー。この展開。
“ジャック・ザ・リッパー”の正体は未だ不明で、推理作家もちょくちょくこの謎に挑んでいますが、新説を披露していますね。
この新説、憂国のモリアーティの世界にピッタリで素晴らしい。
説得力もそれなりにあるように思います!

“ジャック・ザ・リッパー”対元祖“ジャック・ザ・リッパー”+モリアーティたち、という構図で展開し、
とてもわくわくします。

最後にウィリアムが敵のアジトに到着するところで、第7巻は終わり。
第8巻が楽しみです!

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