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憂国のモリアーティ 8 [コミック 三好輝]


憂国のモリアーティ 8 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 8 (ジャンプコミックス)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/03/04
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
腐敗した市警の闇を暴く大胆不敵の美しき刺客──
偽ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)達と対峙したウィリアム。
ついにその裁きの時が──。
一方、シャーロックはこの事件を契機に、犯罪卿に対してとある推理に至る。
その矢先、市警(ヤード)が存在しないはずの“ジャック・ザ・リッパー”の逮捕を発表。
この冤罪を暴くためボンドは市警への潜入工作を開始するが…!?
そして、犯罪相談役と諮問探偵は再び相見える!!



シリーズ第8巻。
表紙は、これ、ホームズ?

#28 ホワイトチャペルの亡霊 第四幕(The phantom of Whitechapel Act 4)
#29、30 スコットランドヤード狂騒曲 第一幕、第二幕(The Riot in New Scotland Yard Act 1, 2)
#31 一人の学生(The adventure of the One Student) 
を収録。

「ホワイトチャペルの亡霊」は、敵のアジトに着いたモリアーティたちがいよいよ決着をつける、という段取りですね。
派手にやってくれて満足、なのですが、同時にシャーロック・ホームズも投入して今後のストーリーの大きな転換点になっているように思いました。

「スコットランドヤード狂騒曲」は、解決した切り裂きジャック事件の余波ですね。スコットランドヤード主導の冤罪事件をどうやって防ぐか、というお話になっていきます。
同時に、スコットランドヤードにモリアーティが忍ばせているスパイ(? 作中では"内通者"と呼ばれています) の存在も明らかになりましたので、物語の幅が拡がりますね。
同時にホームズが、モリアーティたちを”義賊”と判定するのが注目ですね。

「一人の学生」は、数学に素晴らしい才能を見せる若者ビルを見出すという話ですが、同時に、ウィリアムとホームズのエピソードでもあります。
「スコットランドヤード狂騒曲」で、”義賊”認定することもあり、今後の展開が注目ですね。原作では、徹底的に対決するのがホームズとモリアーティの関係性ですから......






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