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The Gifted EP8~13 [The Gifted [タイ・ドラマ]]

タイのドラマ「The Gifted」の感想の続きです。
今日はEP8 から最終エピソードのEP13まで。

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この告知にはナックがいますね。

EP8 は The Gifted の中間試験。
普通のクラスの試験が終わった後、夜の講堂に集められて試験開始。
この中間試験、校長がわざわざやってきて訓示する、特別なもの。トップとなった生徒はなんでも希望をかなえてもらえる、と。
(蛇足ですが、結局トップとなった生徒は願いごとをしなかったような気がします)
内容は、リッター ウィッタヤーコム校の都市伝説である、科学コンテストの日に死んだ女子生徒の死を解明する、というもの。
いや、どんな試験なんだ、これ、と思いますが、試験の内容も、試験の結果も、プロット上非常に重要な内容になっています。
なにより、ラストのパンと校長の会話が、一つのピークですね。
その後、パンはナックと再会するのですが、ここも重要なポイントです。

EP9は、待望の?ウェーブの回です。

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演じているのはWachirawit Ruangwiwat、ニックネームは Chimon。
「He is coming to me」(ブログの感想へのリンクはこちらこちら)に Sing とともに友人役で出演していましたね。
さすがウェーブと言うべきか、EP9だけでは収まりません。

EP10 は、改めてパンの語り掛けで幕開きです。
リッター ウィッタヤーコム校がシャットダウンされてしまう。
ウェーブ対 The GIfted の残りのメンバーとの全面対決となっていきます。ヒール役の面目躍如というところでしょうか。

そして、これらのエピソードがこのドラマ全体のフィナーレへ向けた号砲ともなっています。
ここまでは詳しい目に各エピソードを紹介しましたが、ここからはネタバレ防止のため駆け足で。

EP11は、嵐の前の静けさ、というか、フィナーレへ向けての助走ですね。
前半で数人が The Gifted として重い決断をし、パンとウェーブは校長(とThe Gifted というシステム)に抗おうと決意する。
The Gifted というシステムと戦うには情報が足りない。どうやら、The Gifted とかかわった人たちは記憶が消されているらしい。
ウェーブとふたりで突き進んでいくパンに、オームが投げかける「俺はまだ君の友達なの?」というセリフが重いですね。
と同時に、敵の大きさがさらに明らかになっていきます。
協力してくれた人が
「はっきり言って、あなたが何をするつもりかは知りませんが
貴方がどうしようとそれが成功するとは思えません
たった2人で 10年間学校が築き上げたものを壊せると思っているのですか?
諦めなさい」
と諭すくらいに。

EP12は The Gifted の期末試験。
The Gifted 同志でバッジの取り合いという、なかなか意表を突く内容です。
その裏側で(表側で?)、パンとウェーブの戦いが進行。
こちらのトリッキーな展開がこの作品の肝ですね。

そして最終エピソードのEP13
オープニングで、EP1 の冒頭で流れていた、パンの語り掛けが再び繰り返されます。
舞台は、リッター ウィッタヤーコム校への政府(役人)の視察会場。
すべてがここへ向けて収斂していきます。
息詰まる展開に、本当にハラハラドキドキできます。
一大クライマックスを迎えたエンディングがこれまた素晴らしい。
何度か繰り返された、パンの語り掛けの意味がグッときます。

最後に、主演の紹介を。

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手で顔が見えないよ(笑)。
Korapat Kirdpan。ニックネームは Nanon。
彼の作品も数多く観ましたが、彼はボーイズラブのポジションにはついていませんね。
2000年12月18日生まれということですから、もうすぐ二十歳。まだティーンエイジャーなんですね。

ボーイズラブから始まった、タイ・ドラマの視聴でしたが、こんな大傑作に巡り合えるとは。
幸せです。
2gether」(感想ページへのリンクはこちら)を紹介してくれた友人に、感謝、感謝、ひたすら感謝です。

日本で今、タイのボーイズラブドラマが来ているらしいですが、ボーイズラブ以外にもこんなにおもしろいドラマがあるんだよ、とこちらも人気になってほしいです。

シーズン2「The Gifed Graduation」がとても楽しみです。









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