HIStory:マイ・ヒーロー [台湾ドラマ]
これまで、「2gether」(感想ページはこちら)をきっかけに観てきたタイ・ドラマですが、タイ以外にも手を出してしまいました。
タイ・ドラマを観はじめてからいろんなかたのブログを参考にしていたのですが、そんな中で台湾のBLドラマをお勧めされている方が割といらっしゃって、で、台湾であれば演じる俳優さんのルックス的にタイ・ドラマよりも親近感がわきやすいかも、と思って観ることに。
(とかいいつつ、十分タイ・ドラマにどっぷりはまり込んでいるのですが)
HIStory という通しタイトルで、何シーズンかやっているようで、そのうちの一つです。
いつも頼りにしている MyDramaList によると、シーズン1では、
HIStory :My Hero (2017年2月14日~17日)
HIStory :Obsessed (2017年2月21日~24日)
HIStory :Stay Away From Me (2017年2月28日~3月3日)
という3つのストーリーが放送されたようです。ネットワークが CHOCO TV ってかわいい名前ですね。
それぞれ4話で、各話20分くらいですので、ごく短い物語ですね。
確かYoutubeだったと思うのですが、今探しても見つかりません。
英語の字幕で観ました。
日本では DVD-BOX が発売されているのですね。
本日の感想は最初のストーリーである My Hero。日本語タイトルは「マイ・ヒーロー」
上のポスター(?) では一番上です。
あらすじを amazon の紹介欄から。
~恋人を亡くした男×死んだ恋人が乗り移った男~
お金持ちのお嬢様ラン・シーは、神の使いの采配ミスにより天涯孤独のグー・スーレンと間違われて命を落としてしまう。
スーレンの体を借り、7日間のうちに恋人のマイ・インションに愛され、キスをされたら生き続けることができるというチャンスを与えられたラン・シーは、なんとかインションを振り向かせようと奮闘。
しかしスーレンとして生活するうち、彼の孤独とインションへの気持ちを知るばかりか、完璧な恋人だったインションの以前とは違う素顔にも触れ、ラン・シーは混乱する。
運命の7日目、2人が出した答えとは……。
出演:アーロン・ライ(賴東賢) 「飛魚高校生」/ジアン・ユンリン(蔣昀霖)/パトリシア・リン(林映唯)
監督:タン・イー/脚本:ヤン・イーホア
原題:MY HERO
"入れ替わり"もの、です。
主人公は、死んでしまった、勝手気ままなお嬢さまラン・シー。
なんですが、同時に死んだ冴えない男性スーレンの体に魂(意識)が入っていまして、見た目は男。
入れ替わったままで(そして入れ替わっていることは伏せたままで)、恋人インションの愛を勝ち得ないと甦れない、というもの。男同士なのに!?
首尾よくインションの愛を勝ち得ても、それは男性スーレンへの愛であって、無事ラン・シーが甦ったところで、インションの愛はラン・シーには向けられないわけですから、もうこの設定の段階でこのプロットに無理があることはお分かりだと思います。
でもまあ、そんなことは気にせず、物語に身をゆだねるのが吉ですよね。
もともとスーレンがインションのことを想っていた、という前提に加えて、そのスーレンのからだにインションの彼女であるラン・シーの意識が入っている、ということで、スーレンからインションへの想いは全開で、思いがけないくらいあっさりと、割と自然にインションのスーレンへの気持ちが深まっていきます。
女性が好きだった男性が簡単に男性を好きになるだろうか、というのはBLを観ていていつも疑問で、この「HIStory:マイ・ヒーロー」でもその疑問は払拭されたわけではないのですが、それでもある程度この疑問に配慮をしてくれているように感じました。
このインション、すごく性格がよさそうなんですよね。
見た目もよくて、性格もいいなんて、さすがお嬢さんに目を付けられるだけのこと、ありますね(笑)。
演じているのはアーロン・ライという俳優さん。
甘いところのあるルックスなので、あまりハードな役よりは、こういう柔らかさがある役が似合うのかもしれません。
女性ファンの目を意識してかどうかわかりませんが、割と肉体を映すシーンがありますね。
いい身体してるので、本人も見せたがっているのかな。
遠くから撮っているのではっきりとはみえませんが、しっかり鍛えられています。
BLらしいシーンはあれこれありますが、中ではボトルの水をやりとりするシーンでしょうか。
笑えるシーンでもあるんですよね、このシーンは。
随所に笑えるシーンもちりばめられています。この点好感度大。
物語の結末は、BLゆえに予想されることではありますが、ラン・シーがかわいそうだな、と。
生まれ変わったら、幸せになってほしいですね。
気軽に観ることのできる作品でした。
と、日本ではDVDだけではなく、劇場映画としても公開されていたのですね。
予告編が YouTube にありましたので、貼っておきます。
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