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名探偵コナン (2) [コミック 青山剛昌]


名探偵コナン (2) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (2) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 青山 剛昌
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/07/18
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
GF・毛利蘭の父・小五郎の探偵事務所に居候しながら、謎の組織の行方を追うコナン。
世間の目を欺くために、小学校に通いつつ、迷探偵・毛利小五郎を陰で支える小さな迷探偵・コナンの推理が冴える


「名探偵コナン (1)」(少年サンデーコミックス)(感想ページはこちら)を読んでからずいぶん経ちましたが、ようやく第2巻を。

FILE.1 割のいい尾行
FILE.2 完璧なアリバイ
FILE.3 写真は語る
FILE.4 行方不明の男
FILE.5 かわいそうな少女
FILE.6 大男を追え!
FILE.7 悪魔のような女
FILE.8 恐怖の館
FILE.9 消える子供達
FILE.10 地下室の悪夢
の10話収録。
FILE1~3、FILE4~7、FILE8~10でそれぞれ1つの事件を扱っています。

今回も、正直いずれの事件もミステリとしてみたら他愛もないものが多く、ミステリのネタを使って遊んでいる印象です。
FILE1~3のアリバイトリックなんて子供だまし(この表現、子供に失礼ですね)で出てきた瞬間にばれそう。警察だってこれに騙されるほど馬鹿ではないでしょうし。
FILE4~7の犯人は、おそらくほとんどの読者が出てきた瞬間にこいつが犯人だと思ったことでしょう。
FILE8~10は設定自体に無理があります。
この段階では、ミステリとしての高みよりはむしろ少年向けとしてのアレンジの方向に力点があったのでしょうか?
阿笠博士がコナンのために作ってやる小道具群が楽しくて、ちょっと007っぽく(映画の)おもしろいので、この点はずっと続けてほしいな、と思います。

裏表紙側のカバー見返しにある青山剛昌の名探偵図鑑、この2巻は明智小五郎です。




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