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2 Moons [タイ・ドラマ]

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久しぶりにタイ・ドラマの感想を。観たものの感想を書いてないもの、いっぱいあるんですよね(笑)。
今回の作品は、「2 Moons」。
いつもの MyDramaList によると、
2017年5月から7月にかけて GMM One で放映されていたようです。
全12エピソード。
上で引用したものは、ドラマそのもののではなく、何かのイベントのポスターではないかと思います。


メインとなるのは中段のお二人。
右側が、Wayo (劇中では、短くYo [ヨー]と呼ばれたりしています)。大学の理学部新入生。
演じているのは Suradej Pinnirat、愛称は Bas。ご覧の通り、かなりの童顔ですね。
臆病で内気なくせに、妙に大胆なところもある役どころにピッタリかと思いました。
左側が、お相手となる Phana (劇中では、短くPha [パー]と呼ばれたりしています)。医学部2年生。
演じているのは Itthipat Thanit、愛称は God 。整った顔立ちで、どことなく冷たい印象を与えるところが役どころにピッタリ。ぶっきらぼうな感じもいいですね。

Yo は高校のときから Pha のことが好きで、でも高校のときにはほとんど近づけなくて、なんとかしたいと思って Pha と同じ大学を目指して首尾よく合格。入学するところから物語がスタートします。

学生寮(だと思われます)に入る日に、Yo は Pha と偶然出くわすのですが、それが最悪のスタート。からかわれて反発してしまい、ちょっと険悪に。
そしてその後も、Pha に目を付けられたのか、ことあるごとに角を突き合わせることに。
定番中の定番の展開ともいえますが、 Yo がつい反射でつっかかってしまい、あとで悶絶するのがおもしろいです。

Yo の高校からの同級の友人で Yo を支える存在が、上段左の Ming。gの音は聞き取れませんので、ミン、ですね。
モテモテのプレイボーイ、スポーツもよくできるという設定。工学部一年生。
演じているのは Kimmon Warodom Khemmonta。愛称として Kim と呼ばれているようです。
Yo と Ming のやり取りもとても楽しいです。
そのお相手が、上段右の Kit。いじってくる Pha と違い、Yo を支えてくれるよき先輩ですね。Pha と同じく医学部2年生。
演じているのは Panuwat Kerdthongtavee、愛称は Copter 。
高校時代ガールフレンドをとっかえひっかえしていた、という Ming ですが、Yo を介して接しているうちに、 Kit が気になってきて......猛アタックするところが見どころでしょうか。
こちらは最初拒絶していた Kit の変化がポイントですね。

最後の下段の二人は2年生コンビです。
左が Forth。工学部の2年生。
最初 Yo を狙っていましたね。Pha と恋の鞘当てを演じる役どころ。
演じてるのは、Darvid Kreepolrerk、愛称は Tae。
右が Beam。医学部の2年生。Pha、Kit と仲良し。3人はずっと以前からの長ーい友だちという設定です。このドラマではあまり目立ったことはしていないのですが、周りを見守っているような役で、要所要所でしっかり支えていきます。
この二人、カップルになる想定のようですが、ドラマの中ではカップルにはなりません。というより、ほぼ関係がない(笑)。

Yo と Pha の関係性を軸に物語は進んでいきます。
そのバックボーンを支えるのが、新入生コンテスト。女性の Star と男性の Moon を選ぶミスター&ミスコンテストです。
これなかなか準備が大変そうな一大行事で、エピソード1からこの話題がスタートし、コンテストはエピソード11 なので、ほぼ全編がコンテストがらみ。
でも考えたら、新入生コンテストなわけで、そんなにじっくり何ヶ月もかけてやるようなものでもないでしょう。このドラマ、おもうより短い時間軸なんですね。
Yo と Ming はそれぞれの学部の代表に選ばれ、コンテストを目指します。
Pha は昨年の Moon 受賞者。
コンテストの結果は、エチケットとしてここには書きませんが、タイトルが 2 Moons と複数になっているのが暗示的ですよね。

一番の山場はやはりコンテストそのもの、ではあるのですが、印象的なシーンはあちこちに用意してあります。
個人的には、EP5から7にかけての、コンテスト前の小旅行(ポスターを撮るための撮影旅行という建付けのようです)。
Ming と Kit のやりとりも印象深いです。特に、だいたいおちゃらけている Ming が深刻な顔を見せるのがポイント。
でもそれよりも増して、Yo と Pha! Yo を Forth が狙っていることをキーに、大きく Yo と Pha の関係が変化する大切なエピソードです。
Yo 演じる Bas は童顔だけあって、笑顔が弾けるようでとてもよいのですが、意外と(?)憂い顔も得意なようで、困ったり悩んだりしている表情がすばらしい。EP7の感情を爆発させるシーンはドラマ中お気に入りのシーンとなりました。

コンテストのシーンでは、やはり Yo がパフォーマンスを見せるシーンですね。”Ordinary Man”(ふつうの男)という歌を披露するのですが、歌と共に演じるみなさんの表情がよかったです。

最後に、看過できない問題点(?)を。
このドラマ、眼鏡の有無をプロットのキーに据えています。
眼鏡をはずしたら別人、とはよく言われることですが、これは見違える、とか見直す、とかいう趣旨であって、文字通り別人と間違えるという意味ではないはずですよね。
ところがこのドラマは、眼鏡をする、しないでその人物と認識できない、ということが重要になってきます。そんなバカな(笑)。
ましてやこのドラマの場合、名前まで判明しているのに、眼鏡をしていないからその人物とは思わなかった、なんて設定になっているのです。しっかりしてくれよ、Pha。
それとは話がそれますが、それぞれの子役が用意されているのですが、見事なまでに似ていない子役が用意されていて笑えました。
こういう点も含めて、楽しんでいただけるもの、と思います。

実はこのドラマ未完でして「2 Moons 2」というのが造られているのですが、おそらくは大人の事情で、この「2 Moon」に出演している俳優さんたちは総入れ替えになってしまっています。
このメンバーでの続編も期待したいのですが......






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