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映画:トップガン マーヴェリック [映画]

トップガン マーヴェリック.jpg


映画「トップガン マーヴェリック」の感想です。

シネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
トム・クルーズをスターダムにのし上げた出世作『トップガン』の続編。アメリカ軍のエースパイロットの主人公マーヴェリックを再びトムが演じる。『セッション』などのマイルズ・テラーをはじめ、『めぐりあう時間たち』などのエド・ハリス、『ビューティフル・マインド』などのジェニファー・コネリー、前作にも出演したヴァル・キルマーらが共演。監督は『トロン:レガシー』などのジョセフ・コシンスキー。

---- あらすじ ----
マーヴェリック(トム・クルーズ)は、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」に教官として戻ってくる。父親と親友を空で失った過去を持つ彼の型破りな指導に、訓練生たちは反発する。彼らの中には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースター(マイルズ・テラー)もいた。


この引用したあらすじはかなりの前半部分で終わっていまして、
映画のHPのあらすじがまるでこの続きみたいです(笑)。

アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。


前作「トップガン」は1986年。
続編であるこの「トップガン マーヴェリック」が2020年(日本公開は2年待ったのですね)ですから、34年ぶりの続編だったわけですね。
あの映画の続編を、トム・クルーズ本人主演で作る、というだけですごいロマンなわけですが、映画の内容そのものが、「トップガン」そのままといいますか、30年以上経過していることを感じさせない変わらなさぶり。ハリウッド建材、ということで、映像の迫力は向上しているのですが、全体的にノスタルジックな印象を受けました。
トム・クルーズのトム・クルーズによるトム・クルーズのための映画、でもありまして、そのことが短所ではなく長所として結実しているように思いました。

いちばん驚いたのは、トム・クルーズのファンには申し訳ないですが、トム・クルーズが演技している!
トム・クルーズって、アクション系の作品が多く、あまり演技力が問われるような映画には出ていないように思っています。
カッコいい兄ちゃんといった売り出し方をもともとされていて、そういう作品が続いたあと、演技力を見せようと挑んだ(と思っています)「7月4日に生まれて」だったかがあまりその点で評判を呼ばず、その後もいくつか演技力を見せる作品はあったものの、メインは圧倒的にかっこいいトム・クルーズを見せる映画であって、演技力のある俳優という印象を持っていなかったのです。

ところがこの「トップガン マーヴェリック」ではかつての相棒の息子との確執という部分でしっかり演技しています。おやっと思いましたね。
もっともこの部分の映画に占める割合は少なく、いつものカッコいいシーン連発となるのですが。

いや、本当に王道の娯楽映画でして、トム・クルーズの映画に観客が期待するものを100%出し切ってくれています。
ヴァル・キルマーにもまた会えたし、満足できた映画鑑賞でした。



製作年:2020年
製作国:アメリカ
原 題:TOP GUN MAVERICK
監 督:ジョセフ・コシンスキー
時 間:131分






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