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海馬が耳から駆けてゆく 5 [その他 菅野彰]

海馬が耳から駆けてゆく (5) (ウィングス文庫)

海馬が耳から駆けてゆく (5) (ウィングス文庫)

  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 文庫

<カバー裏あらすじ>
「四十になったら、振り袖を着ましょうとも!」
友人・月夜野亮のその一言を、著者は忘れはしなかった……。
周囲も総ざらいに巻き込んで、阿鼻叫喚の宴の準備。
果たしてどうなりますか――!?

ニャン太との、切ない最後の日々を綴った「文庫版後書き」も収録。
日本を抱腹させた爆笑エッセイ、とりあえずの最終巻。


5月に読んだ2冊目の本は、「海馬が耳から駆けてゆく 〈5〉」 (ウィングス文庫)でした。
「海馬が耳から駆けてゆく〈4〉」 (新書館ウィングス文庫)を日本に置いてきてしまったので、「海馬が耳から駆けてゆく〈3〉」 (ウィングス文庫)(感想ページへのリンクはこちら)の次は、〈4〉を飛ばして、 〈5〉になりました。


今回も盛大に笑わせてもらいましたが、やはり引用したあらすじにも書かれている月夜野亮さんの誕生パーティ(?)が最高ですね。
ゲストコメントまで含めると121ページから204ページまで、80ページ以上を費やす超大作。
このパーティ行ってみたい気がする......でも、参加するには仮装が必要なのか......無理だな(笑)。
ところで、タイミング的には、次の十周年の誕生パーティも開催されていておかしくないのですが、開催されたのでしょうか? 主役は、ウェディングドレスを着るんですよね...... 俄然気になります。

病院の話が多い気がしましたが、それでもちゃんと大笑いできますね。
例外は、文庫版後書き。ニャン太の話は、せつないというか、泣ける話になっています。

「とりあえずの最終巻」と引用したあらすじに書いてあって、後書きでも「一応このタイトルでは最終巻かも?」と著者自身が書かれていますが、結局のところ、
「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく」
「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (2)」
「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (3)」
「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (4)」
「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (5)」
がいずれも新書館から出ているみたいです。
文庫化してほしいですね。必ず買いますから。






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海馬が耳から駆けてゆく 3 [その他 菅野彰]

海馬が耳から駆けてゆく〈3〉 (ウィングス文庫)

海馬が耳から駆けてゆく〈3〉 (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2004/07/10
  • メディア: 文庫

<カバー裏あらすじ>
「交際許可届け」を知っていますか?
菅野 彰のペンネームの由来は……?

「あなたが胸だと思っているこれ……、これは」
------------「本当は天使なの」。

菅野 彰の秘密がいっぱい……?
そしてやってきた1999年、運命の年……。
でも、恐怖の大王はやって来ませんでした……。

笑いと笑いに満ち溢れる菅野 彰の愛すべき日常!!


「海馬が耳から駆けてゆく」 (2) (ウィングス文庫)の感想(リンクはこちら)で、この3巻をロンドンに持ってきそびれたような趣旨のことを書いたのですが、ありました! 荷物の中にありました!
見つけてどれだけ喜んだか、書き表せないくらいうれしかったですね。

ご家族も友人も相変わらず絶好調です。
菅野さんの周りってどうしてこんなに面白い人ばかりなんでしょうか......
目次を見ても、その通り「家族を売る話」とダイレクトな回もあり、期待が高まりますよね。

今始めないと時間が(締め切りまでに)足りなくなるよ、と教えてくれる小人がいたら......と妄想しつつも、もしそんな小人がいたら
『「……うるさいなあ、わかってるって今やるよ!」
  クシャッ、と。
  掌で潰してしまうだろう。』(49ページ)
と言ってしまう菅野さんも、相当イケてます。

お母さんも調子をキープされていて重畳です。
「そういえばうちの母は、家にいる文筆業の人がどういう生き物なのかよく知っている。あるとき、私の同業者の友人が母のつてで見合いをするかもしれんということになった。
『好物件だよ。二十六歳、某有名私大卒、いいお嬢さんで、かわいいし』
 母も知っている彼女の経歴を、私は言えと言われたので挙げ連ねた。
『そうね、いい物件ね』
 大学の先生の妻を探してくれと言われている母は、目を輝かせて言った。
『でもその……漫画家っていうところだけ、伏せておくわけにはいかないかしら?』
 いやお母さんそこが一番肝心なポイント」(106ページ)
あっ、これはお母さんの問題じゃないか......

弟さんも素晴らしいままです。
『弟は子どものころ、
「おじさんになると、どうしてみんなオヤジギャグを言うようになってしまうのだろうか……」
などと馬鹿なことを真剣に悩んでいたl
「だって今はこんなに言いたくないのに、きっとあの人たちだって子どものころは言いたくなかったハズだ。でもいつからか言うようになるなんて何かの呪いのようだ……」』(257ページ)
うん、これは正しい悩みですね。
考えたことなかったけど、おっしゃる通り、謎です。

スペイン旅行の話もいいですね。
すごく共感したのは
「ヨーロッパの男はレディー・ファーストの呪いにかかっている」(172ページ)
という部分。
日本では、レディー・ファーストが徹底されているヨーロッパなどのことに触れて、女性が大事にされている、とか、ヨーロッパの男性の意識が高い、とか言われることが多いですが、実際にこちらで接してみると、レディー・ファーストと女性を大切に思うこととは違うのではと思ってしまいます。
あれは単にそういう「しつけ」を小さい頃から受けている結果の習慣の賜物というだけな気がします。言ってみれば、犬に「お手」というと前足を挙げるようなもの......

そうそう菅野さんたちがフランス語が母国の青年と英語がなかなか通じなかった際、イギリス人のおじいに
「言語が一つしかないのか日本には!?」(173ページ)
と言われた、というエピソードが紹介されていますが、このイギリス人のおじいは特殊なイギリス人なのではないかと思います。
おしなべてイギリス人は外国語を話せません。
まあ、英語がしゃべれれば十分で、その特権的な地位に胡坐をかいています。というか、そういう認識もなく、ただただ英語だけを話します。
そして同時にこの地球上に英語を話せないという人類が存在するということを認識していない気がします。まあ、これは言い過ぎでしょうが、それでも人類たるもの基本的には英語を話せると心の底で思っている疑いがあります。英語を話せなければ人にあらず......

スペインでは「コロニア・グエル教会」にも行かれていますね。
残念ながら中には入れなかったようですが。
この教会、個人的には二度訪れていまして、一度目は菅野さんのように外側だけから眺めました。
連載されていたタイミングからして、一度目は菅野さんがいかれたときとそれほど時期的には違わないように思います。
二度目に行ったのは今年の4月で、その時はしっかり中まで入りました。
20年ほど経ってからの再訪だったので、町の様子もかなり変わっていました。
バルセロナ周辺のガウディの設計した建築物の中ではとびぬけて辺鄙なところにあるので、比較的(比較的、です。あくまで)すいています。おもしろい形をした教会なので(外も中も)、ぜひ。
本書でも、現地の人たちがガウディを、いかれてる、とかどうかしていると評していると紹介されています(196~197ページ)が、それくらいぶっとんだ建物ですので、ぜひ。

文庫版後書きまでしっかり笑えます!
今回最後に大笑いしたのが、その後書きにある、菅野さんたちの友人・ユカリさんの旦那さんのエピソード。
ユカリさんというのが酒乱で、周りに大迷惑をかけている。それでもこの旦那さん、とってもよい人のようで、菅野さんいわく
「酒も飲まず、飲み会にもあまり顔を出さず、しかしユカリの膨大なもはや訳のわからない友人たちとも愛想よく付き合い、最後にはユカリを回収に来る。彼が怒ったところを見た人はいない……」(271ページ)
その旦那さんに対するコメントが
「多分前世でユカリを惨殺したのであろう」(271ページ)
この発想がステキです!

そうそう、あらすじに書いてある菅野さんのペンネームの由来。
(高校の)「化学室に置いてあった化学の新書の棚を見て、隣り合っている本の作家の名字と名前をくっつけた」(52ページ)
そうです。
ひょっとして、今年ノーベル賞を受賞された吉野彰さんだったりしませんかね!?

安心の爆笑印のエッセイ、「海馬が耳から駆けてゆく〈4〉」 (新書館ウィングス文庫)は日本に置いて来てしまっているので、次は「海馬が耳から駆けてゆく (5) 」(ウィングス文庫)です!
ああ、楽しみ!!


<蛇足1>
「昔鎌倉の鶴岡八幡宮で鳩をかまっていたら友人に頭から鳩のえさをかけられてた。後はもう筆舌に尽くしがたい大惨事であった。それ以来鳩は怖い」(153ページ)
これ、怖いですね。
傍から見るだけでも、笑うというよりは恐怖なのではと......

<蛇足2>
「私も従妹も付け下げを新調させられた(留袖を着る権利がないからさ……)」(249ページ)
とあって、「付け下げ」を知らなかったので、ネットで調べてしまいました。お恥ずかしい。
でも調べると奥深いというか、訪問着と付け下げ、とか、いろいろ出てきて、時間をいっぱい使ってしまいました。


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海馬が耳から駆けてゆく2 [その他 菅野彰]


海馬が耳から駆けてゆく (2) (ウィングス文庫)

海馬が耳から駆けてゆく (2) (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
『あなたの今までの人生の中でしてしまった、一番の悪いことはなんですか?』「海馬」史上最大の話題をまいた「悪いことの話」。『八丈島に住んでいるシカ科の哺乳類は?』の問いに即答できますか? 答えは、「二十八歳大人の話」の中に……。
体育会系一族の中で「カスケブタ」と呼ばれていた著者の、愛(?)と友情と勘違いの日常を綴る爆笑エッセイ、文庫化第二弾!!


「海馬が耳から駆けてゆく (1)」 (ウィングス文庫)の感想(リンクはこちら)を書いたのが2012年の8月。ずいぶん前になりますねぇ。
ロンドンへ異動となって、ロンドンでも安心して爆笑できる本も持っていこうと思って、このシリーズを選びました。でも、3と4は見つからず、1巻2巻5巻を持ってきています。
小説ではなく、エッセイです。

といいましたが、この2巻では1巻ほど爆笑はしませんでした。
「春のうららの話」の回など、作者自身が「あまりおもしろくない話でしたが、春の名残なので許してくれたまい。」と締めくくり、かつ、次の回に回想して「先月は辛気臭くて失礼しました」と書くくらいですから。でも、爆笑はしなくてもしっかりと笑える部分がきっちりと入っているところは、さすがですね。(絵のモデルって大変なんですね...やはり)

それだけでなく、なんだかまじめな部分が増えている気がする...
「ふと思ったのですが、日本人はもともと自分に対してマイナス点から始める民族なのではなかろうかね。農耕民族だったものがいつの間にかものの命をちょうだいするようになって、なんかこう、常に申し訳ないことをしながら生きているようなそんな感じなんじゃなかろうか。生きるということは何かを殺すこと。ああ今日も私は何かを殺して生きているなんぞと暗いことを、心の何処かでぶつぶつと刻みながら日々飯を食っているのではなかろうか。」(150ぺージ)
なんてひょいと出てきてびっくりもします。

この部分の見開き反対側に
「学ランのランって何ですか?」(151ページ)
とあって、そういえば、なんだろと思ってネットで調べてみました。語源由来辞典です。
「学ランの『ラン』は、江戸時代の隠語で洋服を意味する『ランダ』が略された語。
 学生が着るランダ(洋服)という意味から『学ラン』となった。
 ランダが洋服を指す由来は、鎖国時代の日本で『西洋』は『オランダ』のことを言ったためで、一般的には『蘭服(らんぷく)』と呼ばれた」とのことです。
へぇ~。勉強になりました。

いや、それでもちゃんと爆笑もしましたよ。
このことは書いておかなければ。
ご家族も友人も、しっかり笑わせてくれます。
今回個人的ヒットは、月夜野女子ですね。
「考えてみれば滅多に嘘も言わない人なのだが、人徳なのだろう。本当のことを言っていてもなんか嘘くさい」(82ページ)
って、ひどい言われようですね(笑)
「その上どんなにもっともらしいことを言っても、
『たれてる、口からうんちくが』
と、お手拭きで口を拭われたりしている。」(83ページ)
って、楽しそう。ちょっと周りの人にやってみたいかな...

このあと、「八丈島のキョン」(がきデカ)の話になるんですが、さらに
「『がきデカ』といえば『マカロニほうれん荘』。
行かず後家よりあかん大人より、二十八歳になって何が一番衝撃だったかというと、
『トシちゃん二十五歳違いのわかる男』
を、思いっきり追い越してしまったことにはたと気づいてしまったことだった。」(95ページ)
とあって、懐かしく感じました。「マカロニほうれん荘」 (少年チャンピオン・コミックス)かあ...








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あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します [その他 菅野彰]


あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (ウィングス文庫)

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
あなたが怖くて入れないそのお店、代わりに入って食べて、生きてるか死んでるか、判定しましょう。ぐだぐだの日々を送っていた小説家&マンガ家の二人は、ある日友人のススメを受けて、そんな企画をぶちあげた。
まずは手始めに、近所の謎に満ちた外観の中華屋さんから。 そこから始まる恐怖とリバースの冒険とは!? なぜか完食ルールも発生し、友人&担当ズも巻き込んだ、グルメエッセイならぬ「死んでる店」探しの突撃体験エッセイ!! 単行未収録作品も加えて文庫化!!

この本までが4月に読んだ本です。

「海馬が耳から駆けてゆく (1)」 (ウィングス文庫) (ブログの感想へのリンクはこちら)の菅野彰さんのエッセイです。
上に引用したあらすじ(エッセイに、あらすじ、は変ですが...)の通り、つぶれているんじゃないか、と思えるようなお店を探訪する、というものですが、うーん、強烈なお店がいっぱい。本当にそんな店あるんでしょうか?
ただ、狙いがそもそも悪趣味なので、夢中になって楽しめるエッセイとは言えないのが残念。あんまりすごいのは...むしろ、「死んでいる」と思ったら、しっかり「生きていて」素晴らしいお店だった、という回の方が、すんなり楽しめました。

実は5月にも、もう1冊菅野さんのエッセイを読んでいます。ちょっと順番を変更して一緒に紹介してしまうことにします。


女に生まれてみたものの。 (ウィングス文庫)

女に生まれてみたものの。 (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
「触れなば落ちん風情の」女になることをめざして、著者の修行は始まった。 でも、なんでアイドルめざして、義太夫を?  はたまた女子アナめざして紙芝居?  全国をまたにかけて、謎の修行に挑むことに!!  でも、問題が一つ。会津女と長州娘。二人三脚であるべき著者と担当編集の間には、深くて大きな溝があったのです……。 山口へ、そして会津へ。ふたりの旅は、今につながる歴史をもう一度見直し、新しい絆を作るものへと変化する!? 話題の体験エッセイ、待望の文庫化!!

こちらは、いろいろな体験をする、という趣向ですが、たしかに笑えるところも多々あるものの、うーん、まじめだ。
特に、会津対長州という構図が出てくる話が、すごくまじめで、笑えない。実に考えさせるところのあるエッセイになっているのですが、笑えない。求めているものと違った...

菅野さんのエッセイには、やはり、「海馬が耳から駆けてゆく (1)」 (ウィングス文庫)のように底抜けに明るく、笑えるものを期待します。
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海馬が耳から駆けてゆく1 [その他 菅野彰]


海馬が耳から駆けてゆく〈1〉 (新書館ウィングス文庫)

海馬が耳から駆けてゆく〈1〉 (新書館ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
その時、姉弟は遭難しようとしていた。
どうということのない(ように見えた)川で――。
その夏、作者と作者の弟を襲った、人生最大の事件とは……!?
波瀾と爆笑に満ちた愛すべき日常を綴る、菅野彰の大人気エッセイ、ついに文庫化!!
「海馬が耳から駆けてゆく」、「ネイキッド・ソウル」、そして様々な雑誌で書き綴ったショート・エッセイを集めた「雑文」を収録!!

帰省した実家には、読み終わった本がうずたかくしまわれています。
ちょっと探したい本があっても到底見つかりません...
そんな探し物の最中に、別の本を見つけて読みだしてしまうことがあって、今回はこの1冊。菅野彰さんの「海馬が耳から駆けてゆく〈1〉」
小説ではなく、エッセイです。
作者は小説家、らしいのですが、ミステリ作家ではないようなので、小説の方は読んだことがありません。
どこかでどなたかが絶賛されていて、当時、本屋では見かけなかったので(あまり見ない出版社なので探し方が悪かっただけかもしれません)、ネットで注文したものです。
今回は再読になるのですが、またまた大爆笑できました。
この本が大きく話題になっていないのが不思議なくらい、大笑いできます。--出版社がマイナーだからかなぁ? Amazon.co.jp では現在品切れみたいだし...
こんなに笑えるエッセイ、そうそうない貴重な作風(?)だと思います。
なので、電車の中とかで読んではいけません。必ず、ひとりきりで周りに知らない人がいないことを確認したうえで、読んでください。
登場する友人たち、月夜野亮、こたにみや、雁須磨子、Nや親族も十分笑わせてくれますが、やはり圧巻は家族。お母様と弟でしょう。すごすぎます。
そもそも楽しいみんなを、作者のリズム感ばっちりの冴えた筆が威力を何倍にもして届けます。
手に取る機会があったら、笑いたい気分のときに、ぜひぜひお読みください。




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