SSブログ

ダンジョン飯 (1) [コミック 九井諒子]


ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)

ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)

  • 作者: 九井 諒子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
  • 発売日: 2015/01/15
  • メディア: コミック


<帯惹句>
ドラゴンも 焼けば美味い!!!
冒険すれば腹は減る。
モンスターを食べて、大迷宮“黄金城”の踏破を目指せ、勇者たちよ!
腹ぺこダンジョンファンタジー、開幕!!


日頃の読書(?) 傾向から大きく外れていることは自覚しておりますが...
本屋で見かけて、どうしても気になって、つい。
こういう印象で買う本って、失敗することも多々あるのですが、これはアタリ。
なんて、ステキに、ばかばかしいのでしょう。

冒頭、いきなり主人公ライオスの妹ファリンがドラゴンにつかまってしまい、助けに行こうとするのが物語の設定ですが、資金がないから、と迷宮内で食料も自給自足、すなわち、魔物を食っていこう、と。
第1話 水炊き
第2話 タルト
第3話 ローストバジリスク
第4話 オムレツ
第5話 かき揚げ
第6話 動く鎧-1-
第7話 動く鎧-2-
って、目次からして、なんだかなぁ、と楽しくなるではありませんか。
ちなみに、バジリスクとは、
「胴は鶏、尾は蛇、その爪と蹴爪には猛毒を持つという、蛇の王バジリスク」
だそうです。

ファンタ―ジーのRPGゲームに出てくるような、魔宮というか魔界の設定で、いかに魔物を食べるか、というがポイントとなってしまうわけで、いやあ、変な切り口、変なことを考えますねぇ。
それぞれの料理には、分量を示したレシピ(?) まで。
第1話 大サソリと歩き茸の水炊き
第2話 人喰い植物のタルト
第3話 ローストバジリスク
第4話 マンドレイクとバジリスクのオムレツ
第5話 マンドレイクのかき揚げと大蝙蝠天
第6話、第7話は 豪華(?)に、動く鎧のドワーフ風炒め、動く鎧の蒸し焼き、動く鎧のスープ、焼き動く鎧
ちなみに、マンドレイクというのは、「土から抜くと悲鳴をあげる。それを聞くと精神異常をきたすか最悪死ぬ」という植物らしいです。

ぼくは内臓系だめだし、魚卵だめだし、あまり匂いの強い野菜もだめだし、きっとダンジョン飯は食べられないと思うんですが、いや、なんだか楽しそう。
適度にばかばかしい、主人公たちのやりとりも、いいですね。

惹句には、「ドラゴンも焼けば美味い!!!」とありますが、そういうシーンはこの第1巻にはありません。
「炎竜(レッドドラゴン)を調理するのは長年の夢だったのだ!」なんてセリフもありますし、クライマックスは、レッドドラゴンのステーキですね、きっと!!
8月に第2巻がでるそうで、楽しみです。






nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0