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映画:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム [映画]

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム.jpg


映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の感想です。
シネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
ロンドンで別々の時代を生きる二人の女性の人生がシンクロするサイコスリラー。現代と1960年代のロンドンで暮らす女性たちが、夢を通して互いに共鳴し合う。監督と脚本を手掛けるのは『ベイビー・ドライバー』などのエドガー・ライト。『オールド』などのトーマシン・マッケンジー、ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などのアニャ・テイラー=ジョイ、ドラマシリーズ「ドクター・フー」などのマット・スミス、『コレクター』などのテレンス・スタンプらが出演する。

映画のHPから引用します。
全ては僕の責任だ、全員の命は救えない
ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消す為に、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。
その結果、このユニバースに、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せてしまう。マルチバースが現実のものとなってしまったのだ。
彼らがこのユニバースに同時に存在することだけでも既に危険な状況に。
ストレンジは、ピーター、MJ、ネッドに協力を求め、彼らを各々のユニバースに戻そうと試みるが、次々とスパイダーマンに襲い掛かるヴィラン達。その脅威は、恋人のMJ、親友のネッド、さらにはメイ叔母さんにまで。
最大の危機に晒された、ピーター。このユニバースを守り、愛する人達を守る為に、彼に突き付けられる<選択>とは――

スパイダーマンシリーズっていっぱいあって、あまりちゃんと見てきていません。
トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズ(3作)
アンドリュー・ガーフィールド主演の「アメージング・スパイダーマン」シリーズ(2作)
トム・ホランド主演の「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
とあって、トビー・マグワイアの2作しか見ていません。
そのまま「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」もスキップしてしまうところだったのですが、非常に評判がよいので観に行きました。
とても面白かったですね! これはいい。
シリーズ、ちゃんと追いかけてくればよかったとも思いました。

映画のHPにもあるように、過去の敵役が集まっています。この点でも過去作を観ていたらよかったのでしょう。
また、過去作を彷彿させるシーンがちりばめられているようです(「ようで」としか言えないのが残念)。

この映画のポイントはこの点もひっくるめて、ネタバレになってしまう部分にあります。

********** ネタバレ ネタバレ ネタバレ **********
この映画の最大のポイントは、マルチバースを導入して過去の敵役を登場させたことに加えて、過去のスパイダーマンも登場させてしまったことにあります。
トム・ホランドだけではなく、トビー・マグワイアもアンドリュー・ガーフィールドも、スパイダーマンとして登場しているのです!
これがすごい。
3人のスパイダーマンが所狭しと駆け回る。これだけでワクワクしませんか?
このアイデアを使えば、スパイダーマンだけではなくて、いろんなヒーローシリーズに展開できてしまいますね。

そこでふと思ったのが、日本が誇るヒーロー、ウルトラマン。
こちらは、兄弟なのか親戚なのかわかりませんが、シリーズのヒーローはバトンタッチ(?)されていって、別のヒーローです。
なので、マルチバースなど導入しなくても、ヒーロー勢ぞろいが実現します。
いろんな特質、能力を持つ別々のヒーローの集合体、というのではなく、ある程度のつながりのあるヒーローの集合って、すごいことなのかも。かなり画期的な世界設定だったのは?
円谷プロ、すごいな。

そして迎えるエンディングなのですが、想定されていたこととはいえ、つらいラストです。
これはこたえますね。
ハリウッド映画だと、それでもハッピーに展示そうな暗示があったりもするのが通例ではないかと思うのですが、見落としかもしれませんがそういう気配もなく。

この点も含めて気に入っています。
********** ネタバレ ネタバレ ネタバレ **********

とても面白い映画でした。


製作年:2021年
製作国:アメリカ
原題:Spider-Man: No Way Home
監督:ジョン・ワッツ
時間:149分




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