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Q.E.D. iff -証明終了-(5) [コミック 加藤元浩]


Q.E.D.iff -証明終了-(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.iff -証明終了-(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/17
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
「イーブン」
山で滑落した大学生。傍らには失恋を苦にした主旨の遺書。自殺かと思いきや、入院中の彼の酸素マスクが何者かに外された。友人達の証言も二転三転して
「不完全な密室」
元検察官が自宅で殺され、近くに倒れていた訪問看護師が逮捕されるも、釈放に。捜査に疑問を持った刑事・菊乃は、燈馬と共に「不完全な密室」の謎に迫っていく!!


あけましておめでとうございます。
例年ですと、アクセス数の多かった記事を調べて記事にしていたのですが、どうも代わり映えがしなくなってきてしまっているのと、読書日記ブログというのに上位がほとんどタイ・ドラマということもあり、今年は見送って普通に感想を。

Q.E.D. iff のシリーズ第5巻。
帯に
加藤元浩初小説ヒロインが登場!!
とあります。
「捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書」 (講談社文庫)が出版された頃に出たのですね。

「イーブン」の人間消失のトリックは、絵になるものなのですが、さすがにこれはないのではないでしょうか?

「不完全な密室」は、贅沢に密室状況の殺人が2つも出てきます。
1つ目の密室トリックは、古典的な非常に有名なトリックを使っているのですが、小説で読むとそんなこともあるかなと納得できるトリックなのですが、この「不完全な密室」の謎解きシーンを見ると到底実際にできそうもないトリックでびっくりしました。これ、すぐばれるでしょう。それくらい、すれすれのトリックということですね。
2つ目の事件は、こんな刑事はさすがにいないのではと思うのですが、事件の構図がいいですね。
捜査する立場として、七夕菊乃を出してきているのにも納得の作品だと思います。





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