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映画:ジョン・ウィック:コンセクエンス [映画]

ジョン・ウィック コンセクエンス.jpg

映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」の感想です。
このシリーズ、いままで観たことがないです。
いきなり Chapter 4 から観るのか、という気もしましたが、10月1日は映画が安い日だったので観ることに。

シネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
キアヌ・リーヴス演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックの死闘を描くアクションシリーズの第4弾。裏社会のおきてを破ったことで粛清の対象になったジョンが、組織と決着をつけるべく動きだす。監督は前3作と同じくチャド・スタエルスキ。主演のキアヌ、ローレンス・フィッシュバーン、ランス・レディック、イアン・マクシェーンらおなじみのキャストに加え、『イップ・マン』シリーズなどのドニー・イェン、『IT/イット』シリーズなどのビル・スカルスガルド、真田広之、リナ・サワヤマらが新たに出演する。

---- あらすじ ----
伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、裏社会のおきてを破りながらも粛清の包囲網を生き延び、全てを支配する組織「主席連合」と決着をつけることを決意する。一方、組織内での勢力拡大をもくろむ高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は、裏社会の聖域だったニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破。さらにジョンの旧友でもある盲目のケイン(ドニー・イェン)を抱き込み、ジョン狩りを始めようとしていた。


アクションにつぐアクションの連続で、まあ気前よく敵も味方も死んでいきます。
ただ一人、キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックのみが生き残る。強い、強い。
アクションシーンはかくのごとくすごいのですが、これだけ連続して見せられるともういいかな、という気分に少しなりました。
また、個々の戦闘シーンで無駄な攻撃が多いように思えてしまいました──一気にとどめを刺すのではなく、余分に刀や銃を振るっているように見えました。そのせいで余計長く感じられます。

サクレクール寺院にいく前の階段(222段あるらしいですね)での戦闘シーンも、わんさか湧いて出る敵に絶望感を抱いてしかるべきところですが、ジョン・ウィックがあまりにも不死身なので(ここに来る前に凱旋門のところまでで何度車にはねられたことでしょう)、これを全部倒すんだなぁ、と思って観てしまいます。

そんななかでは、やはり犬。
このシリーズ、犬がポイントなのでしょうか? 
ネットでチラチラ見ると、シリーズには印象的に犬が出てきているようですね。
この「ジョン・ウィック:コンセクエンス」では少々怖い役どころ。ジョン・ウィックを狙う殺し屋が連れている犬という設定ですからね。

ところで、ドニー・イェン演じるケインは、実は目が(ある程度は)見えているという設定なのでしょうか? どう考えても目が見えているとしか思えないシーンがあちこちに。

シリーズを知らない人間にも、友情(と犬?)を大切にするジョン・ウィック像が伝わってきましたし、エンディングでその友人のひとりであるケインと敵味方に分かれて決闘しなければならない状況になったことを受けての結末がなかなか味わい深いように思えました。

ただ、どうしても気になったのが、その決闘シーンでのジョン・ウィックの動き。
ネタバレになるので色を変えておきます。
結局最後の回でジョン・ウィックは銃を撃たず、弾を残しておいて、真の敵であるグラモン侯爵がしゃしゃり出てきたのをその弾で撃ってめでたしめでたし、という決闘シーン。 その前にケインに急所を撃たれて死んでしまうという可能性は、相手の目が見えないので低く評価したのだとしても、グラモン侯爵があのような行動に出ることは予見できないでしょう? どうするつもりだったのでしょう? あのままだとケインを撃たないといけなくなります。 あえてグラモン侯爵を撃てば、決闘の流れからは外れてしまいます。 観ている途中、決闘といいつつケインとジョン・ウィック二人で(示し合わせたように)グラモン侯爵を撃ってしまうのかなと考えていました。決闘の立会人も、決闘としてはインチキになってしまうものの、実はグラモン侯爵の突出ぶりと野心をもともと警戒していた主席(の手のもの)として黙認(流れ弾と強引に解釈?)、という流れです。



製作年:2023年
製作国:アメリカ
原 題:JOHN WICK:CHAPTER4
監 督:チャド・スタエルスキ
時 間:169分





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