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ちあき電脳探偵社 [日本の作家 か行]


ちあき電脳探偵社 (PHP文芸文庫)

ちあき電脳探偵社 (PHP文芸文庫)

  • 作者: 北森 鴻
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
桜町小学校に転校してきた鷹坂ちあきは、サラサラ髪にえくぼがかわいい女の子。でも、不思議な事件に遭遇すると大変身! 鋭い推理力とアクティブさで謎に挑んでいく。学校の前の桜の花が一夜にして消えた謎に迫る「桜並木とUFO事件」。あかずの倉庫に出没する幽霊の正体を暴く「幽霊教室の怪人事件」ほか、ミステリーの名手が贈る、謎解きの魅力に満ちた連作推理短編集。

すでにお亡くなりになった北森鴻さんの作品ですが、これは珍しいです。ジュブナイルです。小学館の月刊誌「小学三年生」に連載されていたものをまとめたものとのことです。
子ども向けなので軽めではありますが-なので真相の見当も非常につきやすいです-、ミステリとして押さえるべきポイントは各話それぞれ押さえられていて、大人が読んでもそれなりにニヤリとできます。
さらさら髪のかわいい女の子のちあきが、コンピュータのバーチャルシステム用のゴーグルをつけると男言葉になって性格が変わるという設定がおもしろいですね。子どものちょっとした変身願望をくすぐるのでしょうか?
子どものうちからこんな手の込んだミステリが読めるなんて、ちょっとうらやましい。



タグ:北森鴻
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まっきー☆

北森先生の本は、大切に読み進めていますが、まだこの本にはたどり着けていません! 早く読みたいですーー!! でもたっぷり在庫がありすぎて、まだまだ時間が掛かりそうです・・・。
by まっきー☆ (2012-03-11 20:40) 

31

まっきー☆さん、コメントありがとうございます。
北森さんの本は、早く読みたいような、読んでしまってはもったいないような。
残り少なくなってきたので、大切に読んでいきたいです。

by 31 (2012-03-24 19:53) 

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