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あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します [その他 菅野彰]


あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (ウィングス文庫)

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
あなたが怖くて入れないそのお店、代わりに入って食べて、生きてるか死んでるか、判定しましょう。ぐだぐだの日々を送っていた小説家&マンガ家の二人は、ある日友人のススメを受けて、そんな企画をぶちあげた。
まずは手始めに、近所の謎に満ちた外観の中華屋さんから。 そこから始まる恐怖とリバースの冒険とは!? なぜか完食ルールも発生し、友人&担当ズも巻き込んだ、グルメエッセイならぬ「死んでる店」探しの突撃体験エッセイ!! 単行未収録作品も加えて文庫化!!

この本までが4月に読んだ本です。

「海馬が耳から駆けてゆく (1)」 (ウィングス文庫) (ブログの感想へのリンクはこちら)の菅野彰さんのエッセイです。
上に引用したあらすじ(エッセイに、あらすじ、は変ですが...)の通り、つぶれているんじゃないか、と思えるようなお店を探訪する、というものですが、うーん、強烈なお店がいっぱい。本当にそんな店あるんでしょうか?
ただ、狙いがそもそも悪趣味なので、夢中になって楽しめるエッセイとは言えないのが残念。あんまりすごいのは...むしろ、「死んでいる」と思ったら、しっかり「生きていて」素晴らしいお店だった、という回の方が、すんなり楽しめました。

実は5月にも、もう1冊菅野さんのエッセイを読んでいます。ちょっと順番を変更して一緒に紹介してしまうことにします。


女に生まれてみたものの。 (ウィングス文庫)

女に生まれてみたものの。 (ウィングス文庫)

  • 作者: 菅野 彰
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
「触れなば落ちん風情の」女になることをめざして、著者の修行は始まった。 でも、なんでアイドルめざして、義太夫を?  はたまた女子アナめざして紙芝居?  全国をまたにかけて、謎の修行に挑むことに!!  でも、問題が一つ。会津女と長州娘。二人三脚であるべき著者と担当編集の間には、深くて大きな溝があったのです……。 山口へ、そして会津へ。ふたりの旅は、今につながる歴史をもう一度見直し、新しい絆を作るものへと変化する!? 話題の体験エッセイ、待望の文庫化!!

こちらは、いろいろな体験をする、という趣向ですが、たしかに笑えるところも多々あるものの、うーん、まじめだ。
特に、会津対長州という構図が出てくる話が、すごくまじめで、笑えない。実に考えさせるところのあるエッセイになっているのですが、笑えない。求めているものと違った...

菅野さんのエッセイには、やはり、「海馬が耳から駆けてゆく (1)」 (ウィングス文庫)のように底抜けに明るく、笑えるものを期待します。
タグ:菅野彰
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