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全裸男と柴犬男 [日本の作家 か行]


全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫 こC- 1 ホワイトハート)

全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫 こC- 1 ホワイトハート)

  • 作者: 香月 日輪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/04
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
帰宅した智宏が部屋に入ると、見知らぬ全裸の男がいる。そいつは煙草を斜に咥えたまま、智宏を見て言った。
「お前、誰?」 (……お前こそ誰だよ!)
霊感ゼロの刑事・石田智宏は、突然の辞令に従い、警視庁の超常現象対策部署・通称遊撃捜査班に異動することに。
だがそこで待っていたのは、彼のマンションに現れた全裸男の特別捜査官・神瀬京介や、オネェ言葉のエリート警視・鬼塚を始め、個性的過ぎるメンバーで…!?

ホワイトハート講談社X文庫、とかいうの、買っちゃいました。
香月さんって気になってはいたのですよ。本屋さんでいっぱい、いっぱい並んでいますし。ただ、続き物が多そうだし、読むのはちょっとなぁ、と思っていました。でも、この本、タイトル、ちょっと気にはなりましたが(「全裸男」って...)、副題に「警視庁生活安全部遊撃捜査班」とかあるし、ミステリ好きには入口にいいかな、と思って...
買った本の表紙(上の Amazon.co.jp からのリンクと同じ思います)、スーツ姿の男二人で、片方が全裸男、片方が柴犬男なんですが、このカバーをめくってもまだカバーがありまして、そちらは全裸男の方が裸。ちょっと文庫にしては凝っていますね。まあ、さすがに全裸ではなく下着はつけていますが、全裸だと表紙に描けないしね...
いわゆる超常現象もふつうに出てくる内容で、オカルト・ミステリー、とでも言うのでしょうか?
ただ、もちろん(?)ミステリ味は超薄いので、ミステリを期待してはいけません。
個性あふれるキャラクターを楽しむ小説でしょうね。その意味ではラノベなのかな。ラノベに詳しくないので、確信ありません。
お手軽に読めて、肩の凝らない娯楽にぴったりだな、と思いました。
最後に、次巻『全裸男と蛇男』に続く、とあるので、もう続巻が決まっているんですねぇ。その続巻を読むかどうかは...微妙です。

P.S.
P168に、猫が「香箱を組む」という文章があり、意味が分からなくて、調べちゃいました。猫を飼っている人には常識なんでしょうね。いや、飼っていない人でも常識なのかな!?
タグ: 香月日輪
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