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映画:ゴジラxコング 新たなる帝国 [映画]

ゴジラxコング 新たなる帝国 1.jpg


映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」の感想です。
前作「ゴジラvsコング」も観ているのですが、感想は書けていません。

いつものようにシネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
ゴジラとキングコングの二大怪獣が対決する『ゴジラvsコング』の続編。ゴジラとキングコングが再び激突したことで、それぞれがテリトリーにする地上世界と地下空洞の世界が交錯し、新たな脅威が出現する。監督のアダム・ウィンガード、アイリーン役のレベッカ・ホール、バーニー役のブライアン・タイリー・ヘンリー、ジア役のケイリー・ホトルら、前作のスタッフとキャストが顔をそろえるほか、『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』などのダン・スティーヴンスらが新たに出演する。

---- あらすじ ----
巨大生物の調査研究を行う未確認生物特務機関「モナーク」が、異常なシグナルを察知する。モナークが警戒を強める中、かつて激闘を繰り広げたゴジラとキングコングが現れ、再び戦いを繰り広げる。さらにゴジラとキングコングそれぞれがテリトリーにする地上世界と地下空洞の世界が交錯し、新たな脅威が出現する。


この見どころとあらすじ、重複が激しいですね。
映画のHPの紹介文の熱がすごいので、長くなりますが引用しておきたいと思います。

世界は今、目撃する。
一線を越え、激突のその先へ。

ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。続編となった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、2019年に全世界同時公開され、ド迫力の怪獣バトルロイヤルに世界中が熱狂し、大ヒットを記録。そして2021年には、映画史上で最も有名な2大モンスターの夢の対決が実現! ゴジラとコングが激突したシリーズ『ゴジラvsコング』が公開され、全世界での累計興行収入が500億円を突破! まさに、ゴジラとコングの究極対決に相応しい地球規模でのメガヒットを記録しました。

2023年11月3日(金・祝)には日本で製作されたゴジラ映画の記念すべき30作品目となる山崎貴監督作品『ゴジラ-1.0』が公開され、興行収入60億円を突破。その勢いは国内にとどまることなく、北米で邦画実写映画の新記録を打ち立てるのみならず、「第96回 アカデミー賞」で日本映画初となる「視覚効果賞」を受賞するなど、世界各地で今もなお話題沸騰中です。

そして時は2024年。<ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年>という史上初のビッグアニバーサリーイヤーを迎え、世界各地で“ゴジラ旋風”が巻き起こる中ついに、全世界待望、「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作にして超大作、『ゴジラxコング 新たなる帝国』が4月26日(金)に日本公開!

怪獣と人類が共生する世界で、未確認生物特務機関:モナークが察知した異常なシグナル。
交錯する<地上世界/ゴジラテリトリー>と<地下空洞/コングテリトリー>。
ついに一線を越える<王ゴジラ>と<王コング>の激突のその先には、我々人類が知る由もなかった未知なる脅威が待ち構えていた。「vs」ではなく「x」、そして[新たなる帝国]が意味するものとは? 世界は今、目撃する── 。


まずなにより「ゴジラvsコング」の続編というのが驚き。
あの物語に続きを構想したのですね。

「ゴジラvsコング」のときも感じたのですが、ゴジラにせよキング・コングにせよ、オリジナルからはかなりかけ離れた地点にたどり着いていますね。
だいたいキング・コングが、ゴジラと対峙できるくらいの大きさというのがまず謎。
たしかエンパイアステートビルの上の避雷針(?) の部分に捕まって美女を抱いていたような、それくらいの大きさではなかったですか? もうビルをなぎ倒すくらいの大きさになっています。
大きくしないと、「ゴジラvsコング」ということにはならないので、仕方ないのですが。

また、HPの紹介文にもある通り、今回タイトルが「ゴジラvsコング」から「ゴジラxコング 新たなる帝国」へと、vs だったのが、x に変えられているのがポイントなのですが、これに関する設定もかなり疑問。
ゴジラとキング・コングが対決するわけではないのですね。
ゴジラ、とっても聞き分けがいい(笑)。
ゴジラとキング・コングが戦うシーンもあるのですが、モスラの協力を得て(?) 、ともに共通の敵を倒すべく地下世界へ行くことになります。
まあキング・コングの方は人間を守るというか、人間と共存するというスタンスでもまだ問題ないと思うのですが、ゴジラの方までこの「ゴジラxコング 新たなる帝国」で描かれているような設定になっているのは、かなり疑問を感じてしまいます。
もちろんゴジラは巨大ですし、人類にも甚大な被害をもたらすのではありますが、なんというか、こんなに人類(やキング・コング)に都合の良い動きかたをするようにしてしまっていいのだろうか?
また共通の敵を倒したあと、そそくさとねぐら(として設定されているイタリアのコロッセオ)に戻るのですが、いや、そこはキング・コングと戦うでしょう、普通(笑)。

と突っ込み始めたらきりがないような作品なのですが、すこぶる面白かったです。
こういう肩の凝らない、馬鹿馬鹿しい(念のため、褒め言葉です)映画も必要ですよね。
とても楽しく観ました。



製作年:2024年
製作国:アメリカ
原 題:GODZILLA X KONG: THE NEW EMPIRE
監 督:アダム・ウィンガード
時 間:115分
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