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全裸男と蛇男 [日本の作家 か行]


全裸男と蛇男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫ホワイトハート)

全裸男と蛇男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫ホワイトハート)

  • 作者: 香月 日輪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/04
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
霊感ゼロの刑事・石田智宏の異動先は、警視庁内でも知る人ぞ知る超常現象対策課だった! 智宏が組むことになった相棒は、全裸での幽体離脱癖のあるグータライケメン男・京介。ダメ男なのになぜか周囲に愛される京介とともに、智宏は潜入捜査を行うことに。ターゲットは呪いを操り、他人を破滅させている女! 非常に強い霊能力と蛇の守護霊を持つ、京介の義弟・清明が、二人を救うため現場に駆けつけるが……!?


前作「全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班」 (講談社X文庫ホワイトハート)に続いて買っちゃいました、第2弾。
みなさんおわかりとは思いますが、ミステリではありません。霊とか呪いとかを扱っています。
タイトルになっている蛇男というのは、京介の義弟・清明(きよあき)のことです。これは安倍晴明からとっているんでしょうね。
この清明が大活躍します。かなり強い(怖い?)守護霊がついていて、なんだか無敵。

カバーは今回も2重になっています。
1枚目はスーツ姿ですが、「全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班」 同様、めくると全裸男の方が裸です。
上で引用した書影は、裸バージョンですね。

さておき、個性豊かなキャラクターを楽しむという路線は前作に続き踏襲されていまして、清明もかなり興味深い性格をしていますね。
キャラクターにもう一度会ってみたくて、この「全裸男と蛇男 警視庁生活安全部遊撃捜査班」を買って、それは満たされたのですが、残念なことに作者の香月日輪さんは、昨年の12月19日にお亡くなりになったんですね。


ところで、「ホモが嫌いな女子はいません!」(158ページ)という衝撃的なセリフがありました(笑)。
えっ、そうなんですか!?



タグ:香月日輪
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コメント 2

まっきー☆

いきなり『全裸っすか!?』と思ったところ、香月さんの本でしたか・・・納得。(笑)
みんながみんな『ホモが嫌いな女子はいない』という発言は、香月さんだから~かな。( ̄ω ̄;) 結構、他のお話でもこの手の内容はちらほらありましたからね。 別に否定はしませんが、肯定も難しいところ。(笑)

私は妖怪アパートシリーズが好きで読んでいましたが、お亡くなりになったのは、結構ショッキングでした。 大江戸シリーズも途中でしたので、ちょっと残念ですね・・。 ご冥福をお祈りするばかりです。
by まっきー☆ (2015-04-09 10:00) 

31

まっきー☆さん、こんばんは。

香月さんの本はほかに読んでいないのですが、いっぱいシリーズを抱えておられた人気作家ですよね。
早くお亡くなりになって、残念です。
by 31 (2015-04-12 23:18) 

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