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ミッション:インポッシブル ローグ・ネーション [映画]

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映画のHP(リンクはこちら)からあらすじを。

IMFのエージェント、イーサン・ハントは謎の多国籍スパイ組織<シンジケート>を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。目覚めると後ろ手に拘束されており、目の前には謎の女と、3年前に死亡したはずのエージェントがいた。まさに拷問が始まろうとしたその時、女は驚くべき格闘術でイーサンを脱出させる。ブラントからIMF解体を知らされたイーサンは<シンジケート>の殲滅を誓うのだが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちは<シンジケート>とどう闘うのか? 敵か味方か、謎の女の正体とは? そして究極の諜報バトル、その結末は―??

先日のジュラシック・ワールド(ブログへのリンクはこちら)に続いて、シリーズ作品です。
こちらはシリーズ第5作。
これまた、TOHOシネマズ新宿で観ました。
映像そのものは2Dだったんですが、MX4Dでした。 TOHOシネマズのHPから引用すると、MX4Dというのは、3D映画を超える「アトラクション型4Dシアター」らしいです。

映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など五感を刺激する11種の特殊効果が連動。通常のシアターでは決して味わえない「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現します。“MediaMation MX4D[トレードマーク]の登場によって、映画は「観る」から「体感する」に変わります。

椅子が動くのとか、風、香りはいいんですが(これらはむしろ楽しい)、バックポーカーとかいう背後の演出は嫌でしたね。
殴る、蹴るなどのアクションシーンで使われます。
「背中をつつくような効果で臨場感を高めます」ってことらしいですが、要するに、椅子の背もたれを後ろの席に人に蹴られているような感じなんです。
演出だ、とわかっていても、いざ刺激を感じると、なんともイヤーな気分になります。割と頻繁に使われる演出なんですが、最後まで馴れませんでしたね。

あと、このシステム、横に並んだ席と連動する、というか、つながっているんですね。
だから、近くの席の人が立ったり座ったりすると、かなり揺れます。
一方で、荷物を席に置けない、ということで、ロッカーが設置されていたのは、いいなと思いました。こういう演出のところじゃなくてもロッカーがあると便利ですね。

さて、映画の内容ですが、クラシックな筋立てで楽しめました。
主な舞台は、ロンドン、ウィーン、モロッコ。
トム・クルーズ、相変わらず無茶苦茶しています。
飛行機にぶら下がったり、オートバイで激しいチェイスを演じたり。
スタントなしでやった、とか話題になっていましたけれど、それってすごいことなんでしょうか? もちろん、これらを自分でやること自体はすごいことなんですが、映画作品として考えた場合、主演俳優が自らやる必要があるのかどうか...むしろスタントに任せた方が(映画産業発展のためには)いいんじゃないでしょうか?

ヒロインもいい役回り。
信用できるのか、できないのか、このあたり登場人物だけではなく観客もハラハラできます。
トム・クルーズって、常に正しいんですねぇ。もちろん、そうでないとストーリー的に困ってしまうんですけれどね。
途中、敵役の黒幕(?) の正体の見当がついたので、その通りになったときはうれしかったですね。
アレックス・ボールドウィンが、憎まれ役で始まって、いいところ(?)をさらっていくのにニヤリとしました。

このシリーズの売りであるアクションシーンは、もう、盛りだくさん。
ウィーンのオペラハウスでの闘いは、オペラ「トゥーランドット」が進行中という設定。
オペラハウスの舞台裏、とても広いんですね。
また、あれだけ激しくて、ちゃんとオペラ進行できるのかな? ま、楽しかったからいいです。
このシーンと、モロッコでの水中シーンとその後で、ヒロインの見え方がくるくると変わるところがポイントですね。
その水中シーン、データの入れ替えをするんですが、そこの処理がちょっと思わせぶりにやったわりには、あっさり終わらせていて、??でした。見逃したかな?

しかし、タイトルのローグ・ネーション(Rogue Nation)、ならず者国家、という意味ですが、この映画に合ってないんじゃないかな?
<シンジケート>って、nation ではないでしょう。
まさか、黒幕にひっかけて、あの国を指すわけではないでしょう...



原題:MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION
製作年:2015年
製作国:アメリカ




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コメント 2

Kun-KunBEAR

トム・クルーズファンなので観てきました!
2Dでしたが4Dも体験してみたいです!
本人がアクションをする、ファンにとっては
ドキドキワクワク楽しめます♪
見応え充分だったので◎です!
by Kun-KunBEAR (2015-08-30 21:03) 

31

Kun-KunBEARさん、nice! & コメントありがとうございます。
MX4Dは、後ろから蹴られるのだけは×ですが、それ以外はなんだか登場人物と一体感が出たみたいで、結構楽しかったです。
ぜひお楽しみください。
ちょっと料金がお高くなるのが難点?

いま、自分の感想を読み返すと、全体の感想がなんだかネガティブっぽく書いてありますね。
MIシリーズは期待値が高いので、あれこれ言っちゃいますが、全体としては、とても楽しい作品◎になっていると思いました。
by 31 (2015-08-30 21:15) 

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