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映画:ノック 終末の訪問者 [映画]

ノック 終末の訪問者.jpg

いつものように(?) 「シネマトゥデイ」から引用します。

見どころ:ポール・トレンブレイによる小説「THE CABIN AT THE END OF THE WORLD」が原作のスリラー。山小屋で休暇を楽しんでいた一家が、家族の犠牲か世界の終えんかの選択を突きつけられる。監督などを務めるのは『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマラン。『アーミー・オブ・ザ・デッド』などのデイヴ・バウティスタのほか、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、ルパート・グリントらがキャストに名を連ねる。

あらすじ:幼い女の子と両親は、人里離れた森の中にある山小屋に休日を過ごすためにやって来る。そこへ武器を手にした見知らぬ男女4人が突然現れ、ドアや窓を破って侵入。謎の人物たちに捕らえられた家族は、自分たちの選択次第で世界は滅びると告げられ、家族の犠牲か世界の終わりかという究極の選択を迫られる。


M・ナイト・シャマランの映画ということである程度は身構えて観るわけですが、おどろくほどストレートに話が進んでびっくり。
悪趣味な映画であることに変わりはありませんが。

幸せに山小屋(キャビン)で暮らしていたゲイのカップルと養子の女の子の3人家族。
突然怪しげな武器を持った4人組がやってきて拘束される。家族が誰かを犠牲に差し出さなければ黙示録さながらに世界は滅亡するという。
4人は、このような出来事を夢で見ていたといい、家族が決断しなければ、4人が順次処刑(!) されていく。

キャビン内でほとんどの話が進行する裏(表?)で、世界が破滅に向うということで、キャビン内外でショッキングがシーン(処刑シーンがおぞましい)が用意されています。
めちゃくちゃな話ですが、狭い舞台で繰り広げられることもあって、緊迫感は伝わってきます。
時折 TVニュースで、津波、疫病、夥しい数の飛行機の墜落等惨劇が映し出されていきます。

なんだか、一時期日本で流行した「セカイ系」の話を、ショッキングに映像化したみたいな話です。
文字通りの究極の選択なわけですが、この設定だとある程度予想がついちゃいませんか?
そのおかげで、エンディングは不思議なほど静かな気持ちで観ていました。

不思議といえば、ストーリーとして不思議なのは、4人組の行動。
同じ夢で見た、それぞれに役割が振られていたというのはいいのですが、彼ら自身が処刑で犠牲にならないといけない、というのが理解を超えていました。
こういう行動は取らないのではないでしょうか?
原作がある映画ということですので、原作を読めばそのあたりが詳しく書き込まれているのでしょうか?


それにしてもハリー・ポッターシリーズのロンとこんなところで再会できるとは。
ずいぶん姿が変わっていますが、なんだかうれしくなりました。



製作年:2023年
原 題:KNOCK AT THE CABIN
製作国:アメリカ
監 督:M・ナイト・シャマラン
時 間:101分

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