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Q.E.D. iff -証明終了-(8) [コミック 加藤元浩]


Q.E.D.iff -証明終了-(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.iff -証明終了-(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/10/17
  • メディア: コミック


<カバー裏あらすじ>
「海辺の目撃者」
瀬戸内の島に住む男子高校生が、フェリーの上から、廃工場での殺人を目撃。釣船店を切り盛りする女性が疑われるが、彼女が犯人とは思えない青年は、記憶を辿り……?
「白いカラス」
資産家の遺産分配に立ち会うことになった燈馬と可奈。弁護士による遺産隠しを疑う遺族たちに協力することになるが、途中で可奈とケンカした燈馬が帰ってしまい!?


Q.E.D. iff のシリーズ第8巻。

「海辺の目撃者」は、男子高校生の目撃談から出発しているのですが、この決着はありえないと思います。混乱する記憶、といいますが、そもそも物語の出発点として成立していないように思います。
すくなくとも男子高校生の視点とは違う地点から物語を描いていかないと、単なるインチキだと感じてしまいます。

「白いカラス」は遺産相続をめぐる遺族たちの醜い姿にうんざりできますが、ストーリーの意外性は十分かと思います。
それに絡めて、タイトルにも関連するのですが、燈馬と可奈の仲違いが描かれるのですが、こちらの話も少々窮屈に作りすぎていて、素直には受け止められませんでした。

ということで、この「Q.E.D.iff -証明終了-(8)」 (講談社コミックス月刊マガジン)は個人的には厳しい感想となってしまいました。残念。


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