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映画:ウォンカとチョコレート工場のはじまり [映画]

ウォンカとチョコレート工場のはじまり.jpg

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の感想です。
「ロスト・フライト」から間を開けず、年末に観ました。

いつものようにシネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚(たん)。同作に登場する工場長ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作るまでを描く。監督・脚本は『パディントン』シリーズなどのポール・キング。若き日のウォンカを『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、『ラブ・アクチュアリー』などのヒュー・グラント、オスカー女優オリヴィア・コールマン、『シェイプ・オブ・ウォーター』などのサリー・ホーキンス、『ビーン』シリーズなどのローワン・アトキンソンらが共演する。

---- あらすじ ----
幼いころから世界一のチョコレート店を持つことを夢見ていたウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、一流の職人が集まるチョコレートの町へやって来る。彼が作るチョコレートは瞬く間に人々を魅了するが、町を牛耳る「チョコレート組合3人組」にねたまれ、何かと邪魔をされてしまう。この町は夢見ることを禁じられた町だった。さらに、ある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパという謎の人物(ヒュー・グラント)が現れる。


映画の感想が続いてしまいますが「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」です。
今年最初に観た映画です。
ミュージカル仕立て(といっても歌の比重はかなり低めです)。

「チャーリーとチョコレート工場」の続編──続編ではないですね、前日譚です。
「チャーリーとチョコレート工場」は、ジョニー・デップが工場主であるウォンカを演じていましたね。

「チャーリーとチョコレート工場」の原作は、ミステリファンにはおなじみの、あのロアルド・ダール(「チョコレート工場の秘密」というのが一般的なタイトルかと思います)。
子どもの頃読んでいた、というのもありますが、個人的には原書を最後まで読んだ(読めた、というのが正しい)数少ないうちの一冊ということで印象的です。

この映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」についても原作ロアルド・ダールなのかな? そんな作品書いていたかな?と思いましたが、どうやらキャラクターや設定を借りた、オリジナルのようです。
もはや後知恵ですが、ロアルド・ダールが作り上げたチョコレート工場のぶっ飛び方に比べると、やはり(?) おとなしい感じがしましたね。

1971年に「Willy Wonka & the Chocolate Factory」というタイトルの映画があるようですが(日本でVHS化されたときのタイトルは「夢のチョコレート工場」だったそうです)、そちらはダールの作品を映画化したもののようです。紛らわしいですね。

邦題どおり、ウォンカが、チョコレート・カルテルとの戦いを経て、チョコレート工場を始めるまでの物語。
愉快な物語です。
なにより、ヒュー・グラント!
ウンパルンパという、謎の小さなオレンジの紳士を演じています。このキャラクター、「チョコレート工場の秘密」にも出てきたような......
貴重なカカオ豆を産するルンパランドという島の出身で、へんてこな歌を歌って、物語の要所要所を締めにやってきます。すごい。

映画館はほぼ満席で、カップルが多かったですね。
おっさんが一人で観るのは少々変で浮いていたかもしれませんが、肩の凝らない映画で楽しめました。



製作年:2023年
製作国:イギリス/アメリカ
原 題:WONKA
監 督:ポール・キング
時 間:116分



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