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名探偵コナン (5) [コミック 青山剛昌]


名探偵コナン (5) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (5) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 青山 剛昌
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1995/04/18
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
体が小さくなった途端に危機の連続!! 
血も凍るような恐ろしい難事件が俺の身に降り掛かる!!
蘭も狙われてちょっとヤバイけど、
スーパー頭脳と探偵七つ道具で勝負だ!!
俺の名前は、小さな名探偵・江戸川コナンだ


名探偵コナン第5巻です。
あらすじではないけれど、少しずつ変わっていくのが面白くて引用してしまいます。
あっ、でもこの「名探偵コナン」 (5) (少年サンデーコミックス)では、七つ道具は出てこないですね...

FILE.1 怪人…包帯の男
FILE.2 第一の犠牲者!
FILE.3 蘭ピンチ!
FILE.4 暗闇の襲撃!
FILE.5 殺人鬼の正体!
FILE.6 カラオケ殺人!
FILE.7 自殺か他殺か?
FILE.8 歌に秘められた謎
FILE.9 すれちがい…
FILE.10 見知らぬ訪問者。
FILE.11 脱出そして追跡。
の11話収録。

FILE1~5 は大学時代の映研仲間が集まった山荘で起きる殺人事件で、バラバラ殺人というかなり残虐な事件を扱っています。
豪胆なトリックと、それに似合わないコミカルな伏線がチャームポイント。
エンディングで
「だが気を付けろ
 油断すると奴がまた人の心の仲から顔を出す…
 復讐という名の殺人鬼が…」
というフレーズが出てきますが、これ、コナンの独白なのかな? 作者の言葉なのかな?
金田一少年に強く賛同してもらえそうなフレーズで笑ってしまいました。

FILE6~9は、雄飛することが決まっていたボーカルが、残されるバンド仲間、マネージャーと一緒にいったカラオケボックスで、持ち歌を熱唱したあと青酸カリで死を遂げる事件。
ちょっと伏線が露骨すぎて──まあ、コナンが気づくシーンをいれないといけないので、どうやっても露骨になってしまうのですが──真相が割れやすいという難点はありますが、小道具の出し入れが楽しい作品です。
ラストで、暗闇の中、新一の声で蘭と話すシーンがあり、そこでコナンが蘭の手を握るのですが、これで子供の手だとばれちゃうんじゃないかなあと心配になりました。

FILE10~11では、新一がコナンの姿に変わってしまったことを知っている謎のおばさんに拉致(?)されます。ただこの5巻では完結していないので、次巻で感想は書きたいと思います。

裏表紙側のカバー見返しにある青山剛昌の名探偵図鑑、この5巻はジュール・メグレ、メグレ警部です。





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