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鼠、夜に賭ける [日本の作家 赤川次郎]


鼠、夜に賭ける

鼠、夜に賭ける

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 単行本

<裏表紙側帯あらすじ>
今や大江戸中にその名を知られた<鼠小僧>。あまたの事件で目の当たりにするのは、いっときの欲や金に目がくらみ、道を踏み外してゆく心弱き人々の姿だった――。妹で小太刀の達人・小袖、長崎でオランダ医学を学んだ女医の千草、その助手のお国。個性豊かな女たちに囲まれて、今宵も<甘酒屋>次郎吉の勘が冴える!
大江戸事件簿。

「鼠、影を断つ」(角川書店)に続くシリーズ第4弾です。「鼠、影を断つ」の感想を書く際に、早くも次の「鼠、夜に賭ける」が出版されている、と書きましたが、今回も同様で、次の「鼠、剣を磨く」が既に発売になっています。
すごいハイペースのシリーズですね。半年に1冊くらいのペースです。
短編集で、短いページのなかで、きわめてテンポよく話が進んでいきます。
赤川次郎は、ずーっと読んできていますが、デビュー当時の作品と比べると、最近のものは薄味になったなあと思う事が多く、ことにミステリ好きからするとその印象が強いのですが、このシリーズは最近の作風にぴったりというか、作品世界にしっくりきているように思います。
せっかく鼠小僧が主人公なのだから、盗みのシーンももっとたくさん出てくるといいなぁ、なんて期待して、次の「鼠、剣を磨く」は読もうと思います。


<2014.4追記>
2012年10月に文庫化されました。書影とリンクを貼っておきます。

鼠、夜に賭ける (角川文庫)

鼠、夜に賭ける (角川文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/10/25
  • メディア: 文庫



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コメント 2

まっきー☆

これは期待大ですね! いち早い文庫化を願うばかりです。
by まっきー☆ (2012-04-30 21:33) 

31

まっきー☆さん、いつも往訪&コメントありがとうございます。
こちらは意地で単行本やノベルズを買っていますが、赤川次郎は文庫本が似合うと思うので、まっきー☆さんは正しいと思います!
by 31 (2012-05-06 22:29) 

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