このミステリーがすごい! 2013年版 [その他]
毎年恒例のミステリ・ベスト10。
今回は2011年11月~2012年10月に発行されたミステリー作品を対象としています。
刊行されてから間もないので、エチケットとして(?) 順位をここにアップするのは控えた方がよいのでしょうが、そうはいっても、本屋さんにいけば特設コーナーとかあって、順位がばんばんでていますね。
日本編第1位は、横山秀夫の「64 (ロクヨン)」 (文藝春秋)。
横山秀夫さんは信頼のブランドなので、文庫になるのが楽しみです。
海外編第1位は、スティーヴ・ハミルトン「解錠師」 (ハヤカワ・ミステリ文庫)。
「解錠師」 は、このベスト1のおかげでしょうか? もう文庫化になりましたね。作者のスティーヴ・ハミルトンは、ずーっと昔に「氷の闇を越えて」 (ハヤカワ・ミステリ文庫)という作品を読んでいますが、わりと普通のハードボイルドであったと思います。こちらはちょっと作風がかわっているようですね。
順位以外では、やっぱりローレンス・ブロックを含めた座談会でしょうね。「償いの報酬」 (二見文庫)が第10位に入っていますが、順位が決定してから企画して、座談会を行ったのでしょうか? 結構スケジュールタイトのような気がします。
例年のように、「私の隠し玉」も楽しく読みました。
年に1度のお祭りとして、ずっと続けてほしいです。
読んでくださっているみなさま、どうもありがとうございました。よいお年を。
来年もよろしくお願いします。
タグ:このミステリーがすごい!
2012-12-31 20:20
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