SSブログ

トランス [映画]

トランス T0015217p.jpg

映画です。
映画のHP(リンクはこちら)からあらすじを引用します。

消えた名画を探して記憶の中へ--だが、取り戻したはずの記憶には、大切な“その先”があった。
その日のオークション会場は、興奮に満ちていた。
ゴヤの傑作「魔女たちの飛翔」が出品されたのだ。熾烈な競売の末、2750万ポンド(約40億円)という高値で落札された瞬間、会場にガス弾が投げ込まれる。競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)は、緊急時のマニュアルどおり、絵画をバッグに入れて金庫へ向かう。
そこに待っていたのは、ギャングのリーダー、フランク(ヴァンサン・カッセル)。実はサイモンも彼の仲間で、ここでフランクに絵画を奪われたフリをする計画だった。ところが、なぜかサイモンはフランクの首にスタンガンを突きつけ、怒ったフランクに殴り倒されてしまう。フランクが鮮やかな手口で外へ持ち出したバッグを開けると、中には額縁しかなかった。
殴られた衝撃で、病院で目覚めたサイモンの頭から、記憶の一部が消えてしまう。絵画の隠し場所も、そもそもなぜ隠したのかも思い出せない状態に陥ってしまう。
フランクは催眠療法士を雇って、記憶を取り戻させることを思いつく。ネットの検索から、「名前が気に入ったから」とサイモンはエリザベス・ラム(ロザリオ・ドーソン)を選ぶ。普段は肥満やパニック障害を治療している療法士だ。
フランクの指示で、失くした車のキーを見つけたいと偽って、治療を受けるサイモン。
一部始終は、胸につけた隠しマイクからフランクに筒抜けだ。2度目の治療の際、エリザベスはサイモンに“面倒な事態に?”と書いたカードを見せる。
頷くサイモンの側に寄り、マイクに向かって「聞いている人と話がしたい」と告げるエリザベス。
事の次第を知ったエリザベスは、フランクにパートナーを志願する。彼女の条件は、金ではなく“同等の立場”だ。その日から、彼女の本格的な催眠療法が始まった。だが--サイモンの記憶への旅には、本人させも予想もつかない秘密と危険が待ち受けていた--。

いつものように「シネマトゥデイ」HPからも引用しておきます。
チェック:さまざまな作品を世に送り出したダニー・ボイル監督が、『つぐない』などのジェームズ・マカヴォイを主演に迎えたサスペンス。『トレインスポッティング』の脚本家ジョン・ホッジとボイル監督が再びタッグを組み、ギャングと名画を略奪した競売人が絵画の隠し場所の記憶を失い、ギャングが催眠療法で記憶を復活させようと画策するも予期せぬ事態に陥っていくさまを描く。『ブラック・スワン』などのヴァンサン・カッセル、『アンストッパブル』などのロザリオ・ドーソンが共演。

引用したのはとても長いあらすじですが、さすがというか、きちんと内容がフォローされていて、それでいてネタバレにはなっていませんね。
記憶喪失というだけで怪しいのに、催眠療法なんていうきわめて怪しげ(失礼)な題材を扱っているので、いったいどこまでが現実で、どこからが療法中の情景なのか、考えながら観る必要があります。
事件の様相がくるくる変わっていくところが見どころだと思いますが、単に事件だけではなくて、主要人物の位置づけもくるくると変わっていくのが大きなポイントでしょうか。
事件にのめり込んでいく療法士エリザベスが、なかなか印象的です。
こんがらがったストーリー展開を見せる一方で、結末はすっきりしていて(いや、もちろん、あれ? と思うところもあるのですが、全体としてはすっきりした印象です)、楽しかったですね。
1時間42分という、コンパクトにまとまった長さも、よかったです。



nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0