SSブログ

クリムゾン・ピーク [映画]

クリムゾン・ピーク T0016537p.jpg

映画のHPのあらすじを引用します。

イーディス・カッシングは野心溢れる作家であり、父親のカーター・カッシングと一緒に、20世紀初頭のニューヨーク州で暮らしている。彼女は死んだ母親に、まさしく文字通り、付きまとわれている。死者の魂と通じあう力を持っているイーディスは、墓場の彼方から母親から不思議な警告を受け取る-「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」。
その奔放なイマジネーションは社交界では異端者だったが、それでも彼女は二人のライバル求婚者から結婚を迫られる。一人は幼なじみの医者、アラン・マクマイケル、もう一人は抗いがたい魅力を放つトーマス・シャープ。
彼女の父親が不可解な死をつげた後、イーディスはトーマスと結婚し、彼の豪奢な屋敷で暮らすことを選ぶ。ゴシック建築の広大な屋敷があるイギリスの辺鄙な丘陵地帯は、冬になると白雪の上に血のような赤い粘土の色素が染み出すことから「クリムゾン・ピーク(深紅の山頂)」と名付けられていた。
そびえ立つゴシック様式の屋敷は、トーマスの姉ルシールの住居でもあった。このミステリアスで魅力的な彼女のイーディスへの好意は、秘密の目的が隠されていた…。
やがてイーディスが新たな生活に慣れるにつれ、クリムゾン・ピークはそれ自身の命を生きはじめ、悪夢のような幻影や真紅の亡霊たちが姿を現す-だがクリムゾン・ピークの本当の怪物は血と肉でできているものだった……。


いつものシネマ・トゥデイからも引用しておきます。

チェック:『パンズ・ラビリンス』などの鬼才ギレルモ・デル・トロが放つミステリーホラー。クリムゾン・ピークと呼ばれる屋敷で生活する女性が、次々と出現する亡霊たちに導かれるようにして同地に隠された恐ろしい秘密に近づいていく。『アリス・イン・ワンダーランド』などのミア・ワシコウスカ、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』などのトム・ヒドルストン、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインなど実力派が結集。謎と恐怖が交錯する物語に加え、ダークでありながら美麗なビジュアルにも引き込まれる。


この映画、予告編だけみて選んで観たので、ホラーだと思って観たんですよね。
ところが、これ、ゴシック・ロマン、です。
人ならぬものは出てきますけど、ゴシック・ロマンです。
そういう映画だったのか...
いわゆるコスチューム・ドラマよりは新しい時代を設定していますが、時代感溢れる、壮麗な感じがポイントの映画なんですね。
完全に見誤りました。
だって、ホラーだと、時代がかった舞台はすべて怖がらせるための道具、なわけですが、ゴシック・ロマンだと、その雰囲気を楽しむことに力点がありますもんね。
この映画のストーリーが、きわめて型通りなのも、当然です。だって、様式美なんですから。

と思ってたら、ラストは活劇(?) っぽくなって、うーん、物語の建て付けが悪いなぁという感想を持ちました。
ここも正統派でおしきってほしかったなぁ。



原題:CRIMSON PEAK
製作年:2015年
製作国:アメリカ

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0