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映画:インフェルノ [映画]

インフェルノ T0020832p.jpg


いつものシネマ・トゥデイから引用します。

チェック:人気作家ダン・ブラウンのベストセラー小説を映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第3弾。主演のトム・ハンクス、監督のロン・ハワードが続投し、これまで数々の歴史や名画の謎を解明してきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、詩人ダンテの「神曲」の「地獄篇」に絡んだ世界を揺るがす陰謀に挑む。ラングドンと共に謎を追う医師を『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズが演じるほか、『ジュラシック・ワールド』のオマール・シーとイルファン・カーンらが共演。

ストーリー:記憶喪失状態でフィレンツェの病院で目覚めたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は何者かに命を狙われるも、医師のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)の手引きで事なきを得る。やがて二人は、人口増加を危惧する生化学者バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)が人類の半数を滅ぼすウイルス拡散をたくらんでいることを知る。彼らは邪悪な陰謀を阻止すべく、ゾブリストがダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」に隠した謎の解明に挑むが……。


『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』に続く、映画版ロバート・ラングドン教授シリーズ第3弾。
原作であるダン・ブラウンの小説の方は
「天使と悪魔」 (上) (下) (角川文庫)
「ダ・ヴィンチ・コード」 (上) (中) (下) (角川文庫)
「ロスト・シンボル」 (上) (中) (下) (角川文庫)
「インフェルノ」 (上) (中) (下) (角川文庫)
と出ています。
「ロスト・シンボル」は映画化飛ばされていますね。
この「インフェルノ」、原作を読む前に映画を観ました。「ロスト・シンボル」も積読です...

おもしろかったですが、どうでしょうね、ロバート・ラングドン教授シリーズとして捉えるとあまり...といったところではないかと思いました。
というのも、専門知識があまり活躍しないから。
活劇シーンが多いのも、この映画の見どころなのだと思いましたが、それとラングドン教授とがあまりうまく一致していないような気がします。

ラングドンの幻覚シーンが、ダンテの「神曲 地獄篇」 (講談社学術文庫)をなぞらえているのはすごくて、一瞬しかないシーンだけど印象的でしたが、全体としてみると、普通のサスペンス映画として出来上がっているようです。

ミステリ的には、ウイルス探索がいきあたりばったりなのはご愛嬌ですが、記憶喪失からスタートするだけに、誰が味方で誰が敵かわからない、というサスペンスは十分楽しめました。
タイムリミット・サスペンスとなっている部分は、ちょっと時間の設定に無理があるように思いましたが、定石的でもおもしろかったです。



原題:INFERNO
製作年:2016年
製作国:アメリカ



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