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映画:キングスマン:ファースト・エージェント [映画]

キングスマン ファースト・エージェント.jpg


映画「キングスマン:ファースト・エージェント 」の感想です。
シネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
『キングスマン』シリーズの第3弾。第1次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、スパイ組織キングスマンの誕生秘話と、彼らが巨大な陰謀に立ち向かう姿が描かれる。前2作に引き続きメガホンを取るのはマシュー・ヴォーン。『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などのレイフ・ファインズ、『マレフィセント2』などのハリス・ディキンソンのほか、リス・エヴァンスらが出演する。

---- あらすじ ----
イギリス、ドイツ、ロシアといった大国間の陰謀が渦を巻き、第1次世界大戦勃発の危機が迫ろうとしていた。そんな中、コンラッド(ハリス・ディキンソン)は父親のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)に連れられ、高級紳士服テーラーを表向きの顔にしたスパイ組織キングスマンの一員として迎えられる。世界に迫る危機を回避しようと動き出す二人だが、その前に怪僧ラスプーチン(リス・エヴァンス)が立ちはだかる。


キングスマン (感想ページはこちら
キングスマン ゴールデン・サークル (感想ページはこちら
に続くシリーズ第3作。
今回は趣向を変えて? キングスマン創設時に遡ります。

となると、シリーズ第1作の「優雅な雰囲気漂う、クラシカルなスパイ映画」という雰囲気に浸れるのでは? と大きな期待を寄せて観に行きました。

結果からいうと、雰囲気は違いましたね。
第1次世界大戦を時代背景にしたスパイもので典雅な風格としてしまうと、あまりにもいかにもな作品になってしまってかえってつまらないのかもしれません。
でも、この映画、ざっくり言ってしまうと、これは普通のアクション・スパイ映画です。最近の。

普通のアクション・スパイ映画でも十分面白く、楽しく観たのですが、うーん、やはりキングスマンには典雅な趣を期待してしまいますね。
敵役として設定されているラス・プーチンとの対決シーンに、なんとか典雅なテイストを感じる程度にとどまってしまっていて、クライマックスへ向けて盛り上がる黒幕?との対決は、極めて普通です。
これぞ究極のないものねだりかもしれませんが。

このシリーズは、このあと話を現代に戻してエグジー(&願わくばコリン・ファース演じるハリー)の物語となるようですね。
どういう方向性になるのか、期待です。


ところで、この感想を書こうとしてあれっと思ったのが、原題。
"The King's Man" なんですよ。
あれ? キングズマン?
じゃあ、第1作はなんてタイトルだったんだろうと思って遡ったら
"KINGSMAN : THE SECRET SERVICE"
組織ができる前は一般名詞的な "The King's Man" だったのが、組織化して固有名詞 "KINGSMAN" になったということですね。
おもしろい。


製作年:2021年
製作国:イギリス/アメリカ
原題:The King's Man
監督:マシュー・ヴォーン
時間:131分




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