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映画:ブラフマーストラ [映画]

ブラフマーストラ1.jpg

よくいく映画館の割引チケットの期限が近付いてきたので、そのチケットをつかって観ました。
「RRR」(感想ページはこちら)を観て以来インド映画をちょくちょく観ていますね。

いつものように(?) 「シネマトゥデイ」から引用します。

見どころ:インド古代史に根差す神話などをベースにしたアクションファンタジー。ある青年が不思議な幻視を経験したことをきっかけに自らの運命を知る。監督・脚本は『若さは向こう見ず』などのアヤーン・ムカルジー。『バルフィ! 人生に唄えば』などのランビール・カプール、『ガリーボーイ』などのアーリヤー・バット、『ブラインド・ミッション』などのアミターブ・バッチャン、『ラ・ワン』などのシャー・ルク・カーンらが出演する。

あらすじ:インド・ムンバイに暮らす身寄りのない青年シヴァは、あるとき不思議な幻視を経験する。その理由を探るうちに、古代ヴェーダの時代から受け継がれる神々から授かった武器「アストラ」と、その中でも最強とされる「ブラフマーストラ」の存在を知る。さらに、自分がそれらの武器を守護する役目を務めていた人物の息子であり、偉大な火の力を宿す救世主でもあることが判明。強大なブラフマーストラの覚醒により世界が地獄と化すのを阻止するため、シヴァは自らの運命に向き合う。


この「ブラフマーストラ」は2022年に公開されたヒンディー語映画の中で1番高い成績をあげた作品らしいです。
まずなにより、肩の凝らない娯楽作である点を徹底しているところがいいですね。
非常にはっきりとした善玉、悪玉。まったく迷いがない。
この構図がしっかりしているところが、実に心地よい。

インド映画につきもののダンスは控えめ。
冒頭のお祭りのシーンで、盛大に大人数で踊るので、これはかなり踊りのシーンが出てくる映画かな、と思って観たのですが、ダンスはここだけでした。
悪対善の戦いに絡めて、主人公である青年シヴァとお相手役イーシャのボーイ・ミーツ・ガールが物語の骨格になります。(このおふたり、実際に夫婦だというので笑ってしまいますね)

ヒーローとして覚醒して悪と戦う主人公という、典型的なストーリー展開で楽しめます。
アメコミものの映画のインド版、という趣き。
こういう映画はごちゃごちゃ言わず、没頭するのが吉なのですが、驚いたのは、完結していないこと。最後に堂々と次作の予告がされています(笑)。
日本語タイトルだとわからないのですが、英語タイトルだと ”BRAHMASTRA PART ONE: SHIVA” となっているので、続きがあることが明らかだったのですね。
といっても、おそらくは壮大な物語の一環ということなのだとは思いますが、この「ブラフマーストラ」だけでも十分物語に一定のケリはつくので、ここで観るのをやめてしまってもいい作りになっています。これだけでも十分に楽しめます。
続きが気になりますけどね。

いろいろとみてみると、三部作として構想されているようです。
第2作目「Brahmastra Part Two: Deve」が2026年12月、3作目「Brahmastra Part Three」が2027年12月の公開予定、とのことです。ずいぶん先の話ですね......
覚えていられるかな?


製作年:2022年
原 題:BRAHMASTRA PART ONE: SHIVA
製作国:インド
監 督:アヤーン・ムカルジー
時 間:167分

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