新世界崩壊

新世界崩壊
倉阪鬼一郎
講談社ノベルズ

新世界崩壊

• ショップ: 楽天ブックス
• 価格: 840 円

＜裏表紙あらすじ＞
美女・シンディはある組織に属し、ニューヨークを拠点として特殊な任務を遂行している。あるとき彼女は組織の命でターゲットである男をニューヨークの密室で殺害後、瞬時にロンドンに移動。またあるときはアメリカの東海岸から西海岸へ瞬間移動し殺人を繰り返す!彼女は何者!?そして世界崩壊を企む謎の組織の実態とは。

作者自らバカミスとうたっていて、年末の各種アンケートでもバカミスとして評価されている作品です。
帯に、「文庫化不能！　バカミス☆アワード受賞作家が手掛ける驚天動地の大仕掛け！」とあって、たいていの人は相当身構えて読むはずです。
なるほどバカミスらしいアイデアがいくつも盛り込まれています。贅沢な作り(?)。
いくつかの見当はついても、すべてを見抜くことは無理だと思います。よく作品に仕上げたなぁ。「文庫化不能！」には、感心しました。
怒って本を投げつける人もいるかとは思いますが、作者の言葉にもあるように、「バカミス界の小林幸子」といった感じで、年に一回くらいはいいのではないでしょうか？
ただ、お金がかかるので、文庫書き下ろしでやってもらえるとありがたいですが....

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