ホワイトハウス・ダウン [映画]
映画、です。
「シネマトゥデイ」HPから引用します。
ストーリー:大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)。不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは武装グループに挑む。
チェック:『インデペンデンス・デイ』『2012』などのローランド・エメリッヒ監督が放つアクション大作。謎の武装集団に占拠されたホワイトハウスを舞台に、邸内に居合わせた議会警察官が人質となった大統領と自身の娘の救出とホワイトハウスの奪還に挑む姿を活写する。主人公の議会警察官に『マジック・マイク』などのチャニング・テイタム、大統領に『ジャンゴ 繋がれざる者』などのジェイミー・フォックスら実力派俳優が結集。危機迫る展開はもとより、爆発炎上して崩落するホワイトハウスといった迫力の破壊描写にも息をのむ。
建物が壊れる映画、好きなんです。
上に引用した「チェック」にも書いてありますが、同じエメリッヒ監督の「インデペンデンス・デイ」も「2012」も観てます。「デイ・アフター・トゥモロー」も、なかなかの壊れっぷりでした。
なので、かなり期待していたんです。
結構派手にやってくれていますが、「インデペンデンス・デイ」で完璧に粉々にしてしまったのと比べると、まだまだ生ぬるいですね。
ですが、そんな不満 (?) を完全に吹き飛ばすほど、この映画はおもしろかったです。
肩の凝らない娯楽映画として、とてもよくできているなぁ、と思いました。
現場(=ホワイトハウス)に居合わせたチャニング・テイタムが、占拠犯と戦うわけですが、この映画はバディ物の構図を持っているのですが、そのバディがアメリカ大統領! 大統領がロケット・ランチャーをぶっ放したりするんです。
戦う大統領(笑)。
もちろん (?) ベースは文民 (?) なので、戦わない、というか、戦えない大統領ですよ。
この大統領演じるジェイミー・フォックス、すごくいいです。威厳ある大統領だったり、おびえたり、お茶目なところを見せたり...見入ってしまいました。
主役のチャニング・テイタムは、このところ、のしてきている俳優ですが、冒頭の、ダメパパ、ダメ夫ぶりがかなり似合っていて、シークレットサービス入りを目指しているという設定を活かして大活躍する落差がなかなか印象的です。
この2人を使ったチラシも貼っておきます。
欠点を挙げるとすると、犯人の目的というか狙い、でしょうか。
この目的を達成するのに、こういう犯行は企てないと思います。
なんとなく映画の構造が「ダイ・ハード」に似ているように思いましたが(「ダイ・ハード」はインテリジェントビルが舞台、この映画はホワイトハウスが舞台。1つの建物を主として舞台とするところから似てくるのでしょうか? ホワイトハウスって、ある意味、至高のインテリジェントビルなのかも)、そのあたりのすっきりさが「ダイ・ハード」の大きな長所なのだと改めて確認しました。
とはいえ、最近見た映画の中では抜群におもしろく、まわりにお奨めしています。
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