2014本格ミステリ・ベスト10 [その他]
こちらも恒例となった本格ミステリ・ベスト10。
昨日アップした「このミステリーがすごい! 2014年版」より前に刊行されています。
今回は2012年11月~2013年10月に発行された本格ミステリ作品を対象としています。
とはいえ、「本格」の範囲は各回答者に一任されていますので、いろいろな回答があります。
こちらもベストスリーを。
日本編ベストスリーは順に、
第一位 麻耶雄嵩「貴族探偵対女探偵」(集英社)
第2位 青崎有吾「水族館の殺人」(東京創元社)
第3位 梓崎優「リバーサイド・チルドレン」 (ミステリ・フロンティア)(東京創元社)
「このミステリーがすごい! 2014年版」第1位の法月綸太郎「ノックス・マシン」(角川書店)は、第4位でした。
第1位の麻耶雄嵩は、衝撃的な作品が多いので、この「貴族探偵対女探偵」も楽しみです。
「水族館の殺人」は購入済み(!)。
第3位の梓崎優は、デビュー作となる「叫びと祈り」 (創元推理文庫)が文庫化されたばかりですね。まずは「叫びと祈り」 を読んでから、でしょうか?
海外編は、
第1位 エドマンド クリスピン「列車に御用心」 (論創海外ミステリ)
第2位 マックス・アフォード「百年祭の殺人」 (論創海外ミステリ)
第3位 ジャック・カーリイ「イン・ザ・ブラッド」 (文春文庫)
当たり前ですが、「このミステリーがすごい! 2014年版」とはずいぶん違います。
ベスト10は、論創社が3冊、東京創元社(創元推理文庫)が5冊、文春文庫が2冊、と偏っています。本格ミステリを頑張って出してくれているのは主としてこの3社ということでしょうか。
どうした早川書房。もっと頑張れ!
「このミステリーがすごい! 2014年版」の「私の隠し玉」に該当するのが、「ミステリ作家 新作近況会」
こちらもしっかり毎年注目して読んでいます。
装幀大賞も楽しみなんです。
今年は
と
観ているだけで楽しい。
こちらも毎年続けていってほしいです。
タグ:本格ミステリ・ベスト10
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