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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 [映画]

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映画「エクソダス」の感想を書いたとき(リンクはこちら)、「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」は上映終了で断念と書いたのですが、劇場を移して上映されていました。
角川シネマ偉い! 
うれしくなって観に行きました。
原作の感想はまだ書いていませんが、映画の感想を先に書いておきます。

映画のHP(リンクはこちら)からあらすじを引用します。


イギリス・オックスフォードで、ゴヤの幻の名画が何者かに盗まれた。英国諜報機関MI5が捜査を依頼したのは、"ちょびヒゲ" がトレードマークのインチキ美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)。モルデカイは、最強の用心棒ジョック(ポール・ペタニー)と共に、名画を追って華麗なる大冒険へ。しかし、その名画には世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていた! いつしかアメリカの大富豪にロシアン・マフィア、国際テロリストに警察を巻き込み、数々の危険にさらされながら世界中を駆けめぐる争奪戦が勃発!
果たして、モルデカイは財宝にたどり着くことができるのか?
幻の名画の行方は…!?


いつも引用している「シネマトゥデイ」HPの「チェック」欄を見てみましょう。

チェック:キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを、ジョニー・デップ主演で映画化。ジョニー演じる口ヒゲをたくわえた美術商チャーリー・モルデカイが、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5の依頼を受け捜索していた絵画に、世界中を驚がくさせる財宝の謎が隠されていたことから、マフィアや国際テロリストも絡む争奪戦に巻き込まれていく。『シークレット ウインドウ』でジョニーとタッグを組んだデヴィッド・コープが監督を務め、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーらが共演を果たす。


ここまで馬鹿馬鹿しい映画はなかなか観ていないですね。
なので、この映画、あちこちで酷評されていますねぇ。
でも、嫌いではありませんし、観て損したとはちっとも思いません。むしろ楽しんじゃったかも。

ひたすら下品で、くだらない。そこがポイントの作品です。
紳士淑女の国イギリスなんてイメージとは違う、猥雑なイギリス。これもイギリスです。なんだか懐かしかったりして(笑)。こういう感じのドラマ、イギリスのテレビでいっぱいやっていましたよ、もう10年以上前になりますけど。

あらすじでストーリーを追っても意味がありません。
早々に、LONDON、と舞台となる場所を字で示して見せる映像が出てくるので、通常のリアリティを重視した映画ではないことが明示されていますし、いかに馬鹿馬鹿しいことを大真面目に繰り広げるか、がこの映画の目指すところですから。
ジョニー・デップ、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーと豪華キャストが、楽しそうに演じています。
こういうノリ、日本では受けないのかもしれませんね。

意味がないとはいえ、原作シリーズのハチャメチャさを読んでから観ると、かなりすっきりしたストーリーに感じられます。
映画化で絞り込んだということに加えて、語り口という武器が失われた分、すっきりするのでしょうね。
本国では続編が作られるのかもしれませんが、日本で公開はされないかもしれませんね。



原題:MORTDECAI


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