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憂国のモリアーティ 11 [コミック 三好輝]


憂国のモリアーティ 11 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 11 (ジャンプコミックス)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
婚約者に漂うは奇妙な“事件”の香り──
ジョンの婚約者・メアリーは、不可解な“謎”を抱えていた。幼き日の父の失踪、毎年1粒ずつ届く真珠の贈り物、そして新たに、会談を求める差出人不明の手紙が──。
メアリーに対する違和感を拭い切れぬまま、彼女の“謎”に足を踏み入れるシャーロックだが…!?
血塗られた“四人の署名”が、欲深き人間の業を暴き出す!!


シリーズ第11巻。「憂国のモリアーティ 11」 (ジャンプコミックス)
表紙は......誰(笑)?
巻頭のイラストからすると、ウィリアムでしょうか?

このシリーズも「憂国のモリアーティ 10」 (ジャンプコミックス)感想からずいぶん間が空いてしまいましたが、続けて読んでいきたいと思っています。

#40、41、42、43 四つの署名 第一幕、第二幕、第三幕、第四幕(The Sign of Mary Act 1, Act 2, Act 3, Act 4)
を収録。

第10巻の終わりで、ワトソンがメアリーと結婚することをハドソン夫人とホームズに告げて、その後の展開です。
正典を、遅々として読み返しているところで、まだ「四つの署名」 (光文社文庫)には到達していないので、このコミックの忠実さ度合がわかりませんが、正典のあらすじを見る限り、メアリの事件として描かれているようですので、ワトソンの恋と事件の順序は、コミックでは意図的に逆にされているようですね。
2023.10.03追記
我ながらボケ具合にびっくりですが、「四つの署名」 (光文社文庫)、到達しています。読んでます。感想も書いてます→こちら

この四つの署名事件そのものはミステリの王道的展開を見せますので、安心して(というのも変ですが)読んでいけます。とても読みやすかったですね。
ポイントは、その事件に一応の決着を見せた後、メアリーが更なる秘密を抱えていて、それがシリーズの敵と位置付けられるであろうミルヴァートンにつながっていく、ということでしょう。

ワトソン君の勘の悪さが際立ってしまった回になったような気もしています。
フィアンセ・メアリの事件なのだから、しっかりしろ(笑)。

続く12巻はミルヴァートンとの対決になりそうで、楽しみです。








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