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映画:マジック・マイク ラストダンス [映画]

マジックマイクラストダンス.jpg

映画、です。

いつものように(?) 「シネマトゥデイ」HPから引用します。

見どころ:『ローガン・ラッキー』などのチャニング・テイタムの実体験を基に男性ストリップダンスの世界を描き、ミュージカルも製作された『マジック・マイク』シリーズの最終章。全てを失いステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーが、人生を懸けた一夜限りのラストショーを成功させるべく奮闘する。監督は1作目を手掛けた『オーシャンズ』シリーズなどのスティーヴン・ソダーバーグ。シリーズを通して続投するチャニングをはじめ、『フリーダ』などのサルマ・ハエックらが出演する。

あらすじ:破産して落ちぶれた元ストリップダンサーのマイク(チャニング・テイタム)は、現在はバーテンダーとして働きながらさえない日々を送っていた。ある日、資産家の女性マックス(サルマ・ハエック)と出会い「バーテンの仕事は好き?」と尋ねられた彼は、「本当は別の夢がある」と答える。彼女から究極のステージを成功させるよう依頼を受けたマイクは、再起を懸けてロンドンへ向かい、世界中から集まったダンサーたちと共に一夜限りのラストショーに挑む。


これ、シリーズ第三作なのですね。
「マジック・マイク XXL」という第二作が作られているのを見逃していました。
第一作「マジック・マイク」(感想ページはこちら)を観たのは映画1000円均一の日(当時)でした。
「マジック・マイク」の感想を読み返すと、全然褒めてないですね(笑)。
なのに不思議に悪い印象が残っていなくて、つい「マジック・マイク ラストダンス」を観に行ってしまいました。今回も水曜サービスデイという名目で1,200円という割引価格で観ることができる日でしたが。

ミュージカル化もされていて、ロンドン滞在中に劇場は見かけました。ロンドンのど真ん中、レスター・スクエアの劇場でした(ミュージカルそのものは観ていません)。

非常にストーリーが単純で、しかも型どおり。
脇役陣もかなり面白い設定になっているのですが、もう一息活躍が足りない。

このダンスを作り上げるきっかけとして、女性の解放だなんだという能書きが垂れられるのですが、正直不要。
そんなお題目は不要だし、この映画の展開を見る限りにおいては、あまり効果を上げていません。
このお題目で男性ストリップということなら、いつの時代の話!? とも思えてしまいますね。

なのですが、この映画はこれでよいのでしょうね。
ストリッパーたちのダンスこそが見どころで、極論すればそこさえあればいいのですから。
この潔さがポイントかと思います。
映画のHPによるとクライマックスにあたるラストのダンスシーンは30分もあるそうで、圧巻。
ソダーバーグ監督が「この30分にこれまでの映画の全てをかけた」と言っているという記述もありますね。

ただ同時に、ダンスシーンが素晴らしければ素晴らしいほど、これを舞台上で、肉体の躍動を直接目にすることのできる舞台で観たら、もっと素晴らしいだろう、と思ってしまうのを止められません。
舞台だと、席によって見る角度が限られてしまうという弱点はあるんですけどね。
空気を感じる臨場感とでもいうのでしょうか、それがあるといいなぁ、とないものねだりをしたくなります。
ミュージカル、観ておけばよかったかな? とそんな気にさせてくれた映画でした。



製作年:2023年
原 題:MAGIC MIKE'S LAST DANCE
製作国:アメリカ
監 督:スティーヴン・ソダーバーグ
時 間:112分


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