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映画:ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り [映画]

ダンジョンズ&ドラゴンズ 1.jpg

映画の感想が続きます。

「シネマトゥデイ」HPから引用します。

見どころ:盗賊や戦士、魔法使いといった個性豊かなメンバーが巨悪に立ち向かうアクションファンタジー。さまざまな種族やモンスターが生息する世界で、盗賊である主人公がユニークなメンバーとチームを組み、世界を脅かす悪の勢力とバトルを繰り広げる。出演は『スター・トレック』シリーズなどのクリス・パインや『ワイルド・スピード』シリーズなどのミシェル・ロドリゲス、『噂のモーガン夫妻』などのヒュー・グラントなど。監督を『お!バカんす家族』などのジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインが務める。

あらすじ:さまざまな種族やモンスターが共存する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガン(クリス・パイン)は相棒の戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲス)と共に、ある目的のための旅を始める。魔法使いのサイモン(ジャスティス・スミス)らも加わり、世界を脅かす悪の勢力を倒すべく、彼らは立ち上がる。


こういうの痛快作というんでしょうね。
原作(?) はゲームのようですが、そちらはプレイしたことはなく興味もあまりありません。それでも問題なく楽しめます。

もともとは正義の味方(ですよね?)だったのに盗賊に身を落としている主人公。盗みに失敗して投獄されている。魔法使いソフィーナと手を組み支配者となっている昔の仲間フォージに復讐し、死者をよみがえらせることのできる石板を手に入れ妻を復活させ、娘を取り戻すため、仲間のホルガと脱獄し旅に出る。
桃太郎みたいに(たとえが古い......)仲間を募り、城を目指します。
この手の作品では途中で仲間割れとか起こって足の引っ張り合いをしたりする作品が多いですが、この作品ではそういうこともなく、一本調子でずんずん進むので極めて快調。
笑いの要素もちりばめられていて、飽きることなく楽しめます。

時間を停めることのできる魔法使いとどう戦うのかも含めて、魔法の使い方も工夫が凝らされていて楽しい。
死者をよみがえらせて当時の状況を聞くあたりとか、製作者も気に入っていたのでしょうね、と思わせる仕上がり。ついでに書いておくと、吹替版製作者も気に入っていたのでしょう、このシーン。

こういう娯楽映画は難しいことを考えず、すっと世界に入りこめて楽しめることが重要ですよね。
観ていて、敵役のヒュー・グラント含めて演じている役者さんたちも楽しんでやっているんだろうなと感じられました。

誤算は、吹替版だったこと。
観た映画館で「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は吹替版しかなかったんですよね。
1種類しかない場合、当然字幕版だと思い込んで予約して、劇場に着いたら吹替版......
個人的に、映画の吹替特有のセリフ回しがあまり好きではないんです。ちゃんと確認しないといけなかったですね。反省。


製作年:2023年
原 題:DUNGEONS & DRAGONS: HONOR AMONG THIEVES
製作国:アメリカ
監 督:ジョン・フランシス・デイリー/ジョナサン・ゴールドスタイン
時 間:135分





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