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憂国のモリアーティ 5 [コミック 三好輝]

憂国のモリアーティ 5 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 5 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 三好 輝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: コミック

<裏表紙あらすじ>
美貌の“あの女”は国家と探偵とを弄ぶ──
大英帝国王室で極秘裏に受け継がれて来た、重大な“禁秘”が盗み出され、行方不明となる。帝国の未来を左右するその文書の奪還へ向け、MI6が動き出す一方、シャーロックの下にはボヘミア国を巡る醜聞解決の依頼が舞い込む。2つの醜聞の裏で暗躍するのは、一人の美女──。


シリーズ第5巻。
表紙は、アルバート・モリアーティですね。モリアーティ教授の兄、です。

#16 二人の探偵 第二幕 (The Two Detectives Act 2)
#17、18、19 大英帝国の醜聞 第一幕、第二幕、第三幕(A Scandal in British Empire Act 1, Act 2, Act3)
を収録しています。

「二人の探偵」は前巻からの続きで、ホームズとモリアーティ二人が列車内での殺人事件の捜査に乗り出します。
豪華キャストですよね!
推理合戦というよりは、助け合い?

「大英帝国の醜聞」は、いよいよ(?)、アイリーン・アドラー登場となります。
アイリーンにシャーロックが手玉に取られていく様が楽しいですが、この巻の終わりではモリアーティも登場しまして、続きがとても気になります。
ちなみに、細かいですが、英語タイトル、A Scandal in British Empire は気になりますね。
冒頭にヴィクトリア女王が「あの文書は我が英国にとって重大な禁秘」とまで言っている醜聞ですから、The Scandal がふさわしいように思います。また、in British Empire でなく、of British Empire かなぁ、と。

<2019.7.28追記>
感想の最後で英語タイトルについて触れていますが、
the British Empire の方がふさわしいですね。
もっとも、この英語タイトルは正典の「ボヘミアの醜聞」(A SCANDAL IN BOHEMIA)を意識してつけられているので、いずれの指摘も的外れ! と言われそうですが。



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