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あの頃の誰か [日本の作家 東野圭吾]


あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/12
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。  あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか-。  東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型(プロトタイプ)となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。

文庫オリジナルの短編集で、発表されながらどの短編集にも収録されてこなかった、作者の言う「わけあり物件」を集めたもの。
こういう短編集が出版されるのも、ひとえに、東野圭吾がとびっきりの売れっ子作家だから、ですね。素晴らしい。
内容のほうも、傑作、とはいえませんが、十分楽しめましたよ。さすがは東野圭吾、というところでしょうか。いわば二軍落ちの作品でもOKです。
もっとも、東野圭吾の作品の中では、当然ながらレベルが落ちるので、東野圭吾の作品をはじめて読むという人向けではなく、ある程度東野圭吾ファンとなってから読むのが吉、だと思います。

タグ:東野圭吾
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Daisy

わけあり物件でも十分に楽しめる1冊ですよね。
さすが東野さんです(^^)
時代を感じさせる話もあったりで面白かったです。
by Daisy (2013-06-11 06:17) 

31

Daisy さん、ご訪問&コメントありがとうございます。
わけあり物件でも、バラエティに富んでいるところがやはり大きいですよね。
個人的には名探偵をおちょくった「名探偵退場」が好きです。
by 31 (2013-06-11 22:15) 

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