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映画:デューン 砂の惑星PART2 [映画]

デューン 砂の惑星PART2.jpg


映画「デューン 砂の惑星PART2」の感想です。
前作「DUNE/デューン 砂の惑星」の感想を書いていなかったことに今さらながら気づきました。

いつものようにシネマトゥデイから引用します。

---- 見どころ ----
『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴが監督、『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが主演を務め、フランク・ハーバードの小説を映画化したSFの第2弾。宇宙帝国の統治者である皇帝に命を狙われる主人公が、惑星デューンの砂漠に暮らす先住民フレメンの女性らと共に反撃を開始する。ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンなど前作の出演者のほか、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、レア・セドゥなどが共演に加わる。

---- あらすじ ----
その惑星を支配する者が、全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューン。宇宙帝国を統べる皇帝とハルコンネン家に命を狙われるポール(ティモシー・シャラメ)は、先住民フレメンのチャニ(ゼンデイヤ)と共に数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、皇帝とハルコンネン家への反撃に立ち上がる。


前作で父(家長)を殺されて井下ている主人公ポールと母が、砂漠の民フレメンと立ち上がる物語。
一行でいうとこういう話です。

前作「DUNE/デューン 砂の惑星」を観てからわりと時間が経っていますが、予習せずに観ました。
それでも幸いなことに、すぐに物語の大枠は思い出せました──まあ、単純ですから(少なくともここまでは)。

166分という長い映画ですが(映画館の区切りだと予告編や広告も含めてになるので3時間でした)、矢継ぎ早にいろんなエピソードが盛り込まれ、次から次へと。
あまりにも展開が早く思えたので、ひょっとしてシリーズ完結かな、と途中で誤解してしまったくらい。
盛りだくさんかつスピーディーな展開なので、まったく退屈せずに観終わりました──物語の緩急のつけ方はあまり好みではなかったんですけどね。

ポール側の視点に比べると、敵対勢力となる皇帝サイドの場面はそれなりに時間はとってあるものの、語られる内容自体はつまみ食い気味で超駆け足。
ポールとチャニの、ボーイ・ミーツ・ガール物語もさらっと(相応に時間も取られているのですが、全体の配分と物語量の多さから、そう感じてしまうのです)。
物語としてのバランスは悪いように思いましたが、そのぶん、映像の迫力で補う、というところでしょうか。

この種の物語は、壮大であっても、ストーリーの基本は単純なものの方がよいような気がしていますので、この映画シリーズは王道なのでしょう。
しっかりした原作のおかげかも──といいつつ未読ですが。

それにしても、砂漠がとても、とても美しい。
人間にとって厳しい環境というのは美しいのですね。

続編が必ず作られると思います。絶対観たいですね。


製作年:2023年
製作国:アメリカ
原 題:DUNE: PART TWO
監 督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
時 間:166分

<2024.4.3>
ポスターの画像を追加しました。

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