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名探偵コナン (Volume1) [コミック 青山剛昌]

名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 青山 剛昌
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/06/01
  • メディア: コミック

<裏表紙あらすじ>
ホームズばりの推理力で、大活躍の高校生探偵・工藤新一。ところがある日、事件を追っていた彼は、妙な薬の力で、なんと子供に戻ってしまった…!? 仮の名を“江戸川コナン”。小さな名探偵が登場だ!!


「名探偵コナン 犯人の犯沢さん 1」 (少年サンデーコミックス)を買う際、一緒に買った本です。
「名探偵コナン 犯人の犯沢さん 1」 の感想(リンクはこちら)にも書きましたが、実はこのシリーズ、読んだことがなかったんですよね。
今回読めてよかったです。

FILE1:平成のホームズ
FILE2:小さくなった名探偵
FILE3:仲間はずれの名探偵
FILE4:6本目の煙突
FILE5:もう一人の犯人
FILE6:迷探偵を名探偵に
FILE7:血ぬられたアイドル
FILE8:あなたに似た人
FILE9:不幸な誤解
の9話収録。
FILE1で事件を1つ解決小さくなって、FILE2が繋ぎ、FILE3、4で1つの事件、FILE6~9で1つの事件と、第1巻には3つの事件が収録されています。
第1巻ということで、工藤新一がコナンになっちゃう経緯が説明されます。
おお、こういう次第だったんですね。それが90巻を超えてもそのままとは...かわいそうに。
蘭の父、毛利小五郎を気絶させてコナンがなりすまして推理を披露するというフォーマットもFILE9で確立しています。

驚いたのはFILE6~9。
というのはこの事件で使われたトリック、ミステリを読み始めた子供のころに思いついていたトリックだったからです。このトリックでも作品化できるんですね、すごい。

正直いずれの事件もミステリとしてみたら他愛もないものが多いですが、次第次第に名探偵としての風格が出てくるんだと思います。

裏表紙側のカバー見返しに、青山剛昌の名探偵図鑑というのがついていて、この第1巻はシャーロック・ホームズです。

<蛇足1>
目暮(めぐれ)警部に阿笠博士。
江戸川コナンも江戸川乱歩+コナン・ドイルだし、べただけれど、いいですね。

<蛇足2>
新一がシャーロック・ホームズについてすごいと力説するところがFILE1にあるのですが、
「おまけに、バイオリンの腕はプロ並みだ!!」
と言っています。あれ? そうでしたっけ??


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