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ドラマ:ベールをかけた女 [ドラマ 名探偵ポワロ]

Poirot The Definitive Collection Series1-13 [DVD] [Import]

Poirot The Definitive Collection Series1-13 [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: ITV Studios
  • 発売日: 2013/11/18
  • メディア: DVD



前回名探偵ポワロを観た「24羽の黒つぐみ」(原題:Four and Twenty Blackbirds)(ブログの感想ページへのリンクはこちら)から10ヶ月ぶりとなりました。
ジョナサン・クリークを観だしたので、後回しにしていたものです。ジョナサン・クリークもシーズン1を見終わったので、ポワロも再開しようと思いました。
名探偵ポワロとしては、Series 1 を見終わっていないのですが、「エンドハウスの怪事件」(ブログの感想ページへのリンクはこちら)が収録されているDVDを先に片付けてしまおうと思いまして...

原作が収録されているのはこちら↓。
ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/07/15
  • メディア: 文庫



えー、ミステリとしてはかなり困った作品だな、というのが正直なところです。
原作がどうなっているのか、まったく記憶にないですが......
ポワロ、推理らしい推理もしないし、もう、無茶苦茶です。
恐喝者から手紙を取り返してほしい、という依頼なんですが、何も考えずに恐喝者と会って何の進展もなく、で、どうするかというと恐喝者の家に忍び込む(!)。

ポアロが錠前屋に化けて家に行き、その後夜忍び込む、という段取りは、ポワロの変装(?) ならびに、ポワロが自転車に乗る姿ともども、ドラマとしてはおもしろく見どころだと思うのですが、名探偵がこんなことしたら駄目でしょう。ポワロって、身のこなしも素早くなさそうだし、向いていませんよね。
そこで首尾よく手紙を見つけるのも「灰色の脳細胞を使って」とポワロは言うものの、まあ、運が良かったとしかいえない状況......
この忍び込みの顛末と併せて、ポワロ老いたり、と揶揄してしまいそう......
もっとも、ヘイスティングスがさっさと自分だけ逃げだしてしまうところは笑ってしまいましたが。

博物館のシーンも(自然史博物館が舞台かと思われます)、なんかいきあたりばったりですよね。

全体的に、ドタバタと捉えるとよかったのかもしれませんが、結構真面目に演出されているみたいですし、そもそも「名探偵ポワロ」にそういう作風を期待していないので、困ったなぁ、というところです。
「名探偵ポワロ」を久しぶりに観ようと思ってこれだったので、ちょっと残念でした。


いつも通りこのシリーズに関するとても素晴らしいサイトにリンクをはっておきます。
「名探偵ポワロ」データベース
本作品のページへのリンクはこちら



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