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ドラマ:消えた廃坑 [ドラマ 名探偵ポワロ]

Poirot The Definitive Collection Series1-13 [DVD] [Import]

Poirot The Definitive Collection Series1-13 [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: ITV Studios
  • 発売日: 2013/11/18
  • メディア: DVD



前回の名探偵ポワロ「ベールをかけた女」(原題:The Veiled Lady)(ブログの感想ページへのリンクはこちら)から間をおかずに観ました。

原作が収録されているのは、「ベールをかけた女」に続いてこちら↓。
ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/07/15
  • メディア: 文庫



冒頭、ポワロとヘイスティングスがモノポリーで遊んでいて、おやおやと思いましたが、この作品中ずっと遊んでいます(!)。
ポワロが最後の方では(そんなに時間的に経過していないのに)強くなっていて笑います。

また、ポワロの銀行口座が赤字(マイナス)になっていて、銀行とやりとりするところも笑ってしまいました。
ポワロが、口座には常に444ポンド4シリング4ペンスに保っているんだ、なんて言ったりします。

その銀行の頭取(だと思います)がポワロの事務所にやってきて、ポワロは口座の件でわざわざ来てくれたのだと勘違いしますが、これが事件の入り口です。
ミャンマーの銀鉱跡の地図をめぐる殺人事件を扱っていますが、そのために中国人が数多く登場します。
この中国人の扱いがひどいんですよ。時代なのかもしれませんが。
inscrutable (計りしれない、得体のしれない) とポワロやヘイスティングスに言われるのなんか序の口ですね。
チャイナタウンも登場しますけれど、ここもひどい有様です。
阿片窟、カジノ、どこまで当時のイギリスで違法だったのかは分かりませんが、もう怪しげで怪しげで。
チャイナタウン、こんなに汚い場所だったのでしょうか?
(まあ、もっとも現在レスタースクエアにあるチャイナタウンもお世辞にも綺麗とは言い難いですが...)
ジャップ警部も中国人の扱いはひどいですね...... 

謎解きはあっさりしているものの、シンプルで力強い感じがします。
モノポリーが活躍したのもご愛嬌。楽しいですね。


いつも通りこのシリーズに関するとても素晴らしいサイトにリンクをはっておきます。
「名探偵ポワロ」データベース
本作品のページへのリンクはこちら



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