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ドラマ:時は待たない [ドラマ ジョナサン・クリーク]

Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]

Jonathan Creek: The Complete Colletion [Region 2]

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「奇術探偵ジョナサン・クリーク」の、シーズン2 第2作目「時は待たない」 (Time Waits For Norman)です。

日本語タイトルは「時は待たない」で、原題は Time Waits For Norman。
日本語と英語で「待つ」「待たない」と逆の言葉の選び方になっているのがおもしろいですね。

このシリーズ密室状況を扱うことが多いのですが、今回はアリバイ?
そのときにニューヨークにいたはずの人物が、ロンドンのハンバーガー屋で目撃される、という謎です。

このハンバーガー屋さん、WIMPYという実際にあるチェーン店を舞台にしていますね。
劇中、マデリンが店員の証言を得るために、男子トイレにまでついていくシーンに笑ってしまいました。
トイレで手を洗っていた男性がびっくりするシーンもあるのですが(かつマデリンが捨て台詞みたいなものまで言うのですが)、そりゃびっくりしただろうなぁ、と思います(笑)。
男子トイレに女性がいるケースというのは掃除くらいに限られると思うのですが、日本と違い、男子トイレの掃除を女性がすることはありませんので、男子トイレで女性を見かけることはほぼ100%ありません。

謎解きは常識的なもので、納得できるものでしたが、謎はすっきり解けても、人間関係はすっきりといかないのが印象的でした。
まあこのストーリーだとこの後の人間関係が心配......心配も何も、すっかり壊れてしまっているような気もしますけどね。

トリックは割とよくあるものを使っています。
このトリック、小説で読むとこんなにうまく行くのかな、と思うところはあるのですが、このドラマを見ていると、これならうまくいくかも、と思えました。かなり限定的な状況かもしれませんが。

シリーズ的には、ジョナサンがついに(?) 本格的に浮気します。浮気、というか、ことに及んでしまいます、というべきですかね?
しかもそれを、ぺらぺらとマデリンに話してしまうんですよね......かなり詳細に。キッチンのテーブルでって、そんなことまで言わなくても......(根掘り葉掘り聞きだされたのかもしれませんが)
当然、定番のマデリンがやきもちを焼くシーンもしっかり出て来ますが、今回は、まあそりゃぁね、SEXまでしちゃってるんだから、やきもちも焼くよな、というところ。
でも一方でジョナサンもマデリンもお互い好きだと確かめあったわけではないので、ジョナサンを一方的に責めるのはかわいそうかもしれませんが。
そうそう第1話「闇からの銃弾」の感想で「この第1作を見る限り、童貞という設定なんじゃないかとも思えました。」と書きましたが、これが童貞卒業だったのかな(笑)? 映像的には(!) 違う気がしましたが。



いつも通り「The Jonathan Creek homepage」という英語のHPにリンクを貼っておきます。
「時は待たない」 (Time Waits For Norman)のページへのリンクはこちらです。
ただし、こちらのHP、犯人、トリックも含めてストーリーが書いてあるのでご注意を。写真でネタばらしをしていることもあるので、お気をつけください。


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