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Q.E.D. iff -証明終了-(1) [コミック 加藤元浩]


Q.E.D.iff -証明終了-(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.iff -証明終了-(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
「iff」
密室だったはずのアトリエで絞殺された彫刻家。彼に対して複雑な思いを抱く関係者の中から燈馬が導き出した、犯人と「同値」の人物とは
「量子力学の年に」
100年前の新興宗教の教祖がミイラとなって発見された。事件の手がかりを残したのは、当時の最先端科学に人生を揺さぶられた科学雑誌記者だった。


映画に寄り道したついでに(?)、コミックの感想も。
50巻で終わった「Q.E.D.」シリーズが、発表する雑誌を変えてリニューアルしたのが、この「Q.E.D. iff」シリーズです。
といいながら、中身は「Q.E.D.」シリーズの頃と変わっていませんね。
通しタイトルとして採用された iff は、Q.E.D. と同じく数学からとられています。
『「if and only if」の略で「同値」って意味です。』
と燈馬の口から説明されています。
「同値」。懐かしいですね。高校数学で習いましたね。必要十分である

記念すべき第1話となる「iff」は、残念ながら、犯人もその決め手もちょっとありきたりでした。
続く「量子力学の年に」も、新興宗教や量子力学などの装飾を取り払ってみれば、きわめてありふれた話になってしまっていて残念。
今回は、直前に読んだ「C.M.B.森羅博物館の事件目録(29)」 (講談社コミックス月刊マガジン)の印象が強烈すぎて、割を食っちゃったのかもしれませんね。
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